大学受験の勉強が続かない?勉強を続けるために必要なこと

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どんなに勤勉に頑張っている人でも、なんとなく勉強が続かなくなってしまうことがあるものです。

やらなければならないと分かっているものの、焦れば焦るほど勉強が続かなくなってしまいます。

1分でも有効に使いたい大学受験のための勉強では、そんな状況をいかに打破できるかが重要です。

そこで、まずは勉強を続けていくために必要なことを学習していきましょう。

勉強の習慣化に失敗する悪いパターン

勉強を続けていくためには、上手な習慣付けが非常に大切なポイントとなります。

勉強を習慣化することができてこそ、時間を有効活用して有意義な勉強ができるのです。

そもそも習慣というのは、毎日当たり前にこなしていくことを指します。例えば手を洗う、トイレへ行く、服を着るなど。

これらは習慣化しているからこそ、実行する時に何かを考えている訳ではありません。

「手を洗わないと菌が繁殖して体調を崩してしまう。
体調が崩れてしまうと楽しみにしている予定がキャンセルになる。

そうなると悲しいから、手を洗おう」なんて、いちいち考えてはいないのです。

帰宅したから手を洗うなど、何を考えなくても体が当たり前のように行動できるのが習慣といえます。

これを勉強に応用できたら、これほど効率的なことはありません。勉強は始めてしまえば進むけれど、始めることが難しいもの。

そこで勉強を習慣化して、毎日手を洗う感覚で当たり前のように勉強を始める習慣をつけていくと効果的なのです。

しかし私たちの脳は、安定化志向と呼ばれる性質を持っています。

これは自己防衛本能の一種で、変化は危険なものだと判断されることになってしまうのです。

新しい習慣を付けるということは、必ず変化を伴います。
そのため新しい習慣付けの際には、自分の脳がハードルとなってくるといえます。

ここを上手に乗り切らないことには、勉強を習慣として続けていくことはできないといえるのです。

そこで、まずは勉強の習慣化に失敗しがちな悪い例を見ていきましょう。

勉強を習慣化するためには、勉強するために環境を変えていく必要があります。

環境を変えようと思い立つと、どうしても一気に勉強一色モードに変更したいと思うものです。

習慣化するためには、勉強に集中できる環境はもちろん大切です。
しかしだからといって、自分の周りの環境をあまりにも一変させるのはあまり良くありません。

環境が変わることは、脳にとって大きなストレスとなるからです。
環境の変化は危険であると認識されてしまうため、無意識のうちに心に負担を強いてしまっているのです。

これは、毎日の生活リズムにおいても同じことがいえます。
今までほとんど勉強する習慣がなかったにも関わらず、ある日突然毎日5時間勉強するというのは大変難しいことです。

このように生活リズムの変化にしても、脳には大きなストレスなのです。

そのため環境にしても勉強時間にしても、一気に大きく変えてしまうと脳が無意識のうちに拒否反応を起こしてしまうことを覚えておきましょう。

この環境の急激な変化は、勉強の習慣化に失敗するパターンの中でも大変多い事例ではないでしょうか。

これを成功へ導くためには、脳の働きに配慮した環境の変化が大切です。

脳は、安定化志向を持つ一方で可塑性といって少しならば変化に適応できる機能を備えています。

そこで、安定化志向を刺激しないように少しずつ環境を変えていきましょう。
こうすることで、脳はストレスも少なく新しい習慣を受け入れていくことができます。

次に、全て自力でやろうとするというケースもあります。
自分でできる範囲のものは自分の力でこなすということは、とても大切です。

しかし、自分だけの力ではどうにも力不足となる場合も少なくありません。

それは目指すものが大きければ大きいほど、自分だけでは抱えられなくなるものなのです。

大学受験で目指すものは合格ですが、その目標は決して小さく簡単なものではありません。

そこで、他の人の力を借りることも覚えておきましょう。

とはいっても、勉強を他の人にやってもらうことはできません。
実務以外の部分で、他の人の助けを借りるのです。

例えば同じ目標の相手がいればライバルとして競争心が芽生え、お互い学力はどんどんと伸び得ていくでしょう。

さらには、受験のための情報を、お互いに交換できるかもしれません。

また、周囲の人に自分の目標を話しておくのも効果的です。
もし失敗して目標を達成しなかったら恥ずかしい、と感じるからこそ、目標は人に話さず胸の内に秘めておく人が多いもの。

しかし大抵の人間は、自分には甘いものです。
何かに理由をつけて、「~だから仕方がない」「次頑張ればいいや」なんて考えてしまいがちとなります。

そこで友人などに目標を伝えておくと、「言った手前、頑張らなきゃ!」と思えるようになります。

こうなれば、今やるべきことは勉強しかありません。
全部自力でやるよりも、こうして他人の力を借りた方が、効率的に勉強を習慣化できるのです。

最後にもう1つ、習慣化に失敗しやすい例を紹介します。それは、短期的な成果を求めすぎてしまうことです。

勉強を習慣化したら、たった数日でテストの点数が30点も上がったなんていう話はまずないでしょう。

コツコツと積み上げてこそ、学力はアップするもの。

それなのに、人間はどうしてもすぐに成果を求めてしまうのです。
こうして成果を感じられないと、モチベーションは一気に下がってしまいます。

そして、勉強を習慣化することもできなくなってしまいます。頭ではわかっていても、短期的な成果を求めてしまうのは一般的です。

これを習慣化の失敗に繋げないためには、気長に頑張り続けることが大切です。

目先の成果ばかりを気にせず、最終的な目標だけを目指しましょう。
または、最終的なゴールまでに細かく目標を立てて、こまめに成果達成の満足感を感じていくことも効果的となります。

受験勉強を継続させるために必要な事

受験勉強は、継続していくことに意味があります。
それも1日や2日ではなく、半年から1年ほどの長い時間をかけて行うものです。

そのため、いかに勉強を継続していけるかが受験の成功を左右するといっても過言ではないでしょう。

受験勉強を継続させるためには、必要なことがいくつかあるので知っておくと安心です。

まずは、勉強を始めるキッカケをつくるということ。
勉強をするには、キッカケ作りが必要です。何よりも簡単なキッカケは、勉強する時間を決めてしまうことにあります。

朝8時になったら起きて朝食をとるように、勉強する時間もある程度固定して決めておけば体がリズムを覚えてくれるのです。

そこで、まずは勉強を始める時間を設定しましょう。
時間を決める際は、ひとまず開始時間だけを決めるようにします。

ここであまりにも長時間の勉強を設定してしまうと、習慣化しにくい上にモチベーションの維持にも効果的ではないからです。

また時間を決める際は、「昼食が終わった13時から」などと毎日の変わりにくいスケジュールに沿わせておくと有効となります。

何度も時計を見るよりも、これならば昼食が終わったら勉強の時間というように脳も切り替えがしやすいからです。

そして、机の上には気が散ってしまうマンガや本などは置かないようにしておくと良いでしょう。

次に、上手に勉強を中断することを覚えます。
勉強は一度集中すると、なかなか中断しにくいもの。

かといって、途中で強制的に中断されてしまうとやる気が起きなくなってしまうこともあります。

勉強を中断しないのが一番と考える人もいますが、集中力を発揮するにはかなりのエネルギーが必要です。

一度に大量のエネルギーを消費してしまうと、その後にやる気が起きなくなってしまうこともあるのです。

そこで、上手に勉強を中断できる技術が必要となってきます。

例えば解く問題数を決める、時間で区切る、ページで区切るなどがわかりやすいでしょう。

1回の勉強で進めるある程度の目安を、こうした方法で決め手おくのです。そして目安が達成されたら、勉強は一旦終了させます。

これによって達成感を得ることができるので、消費されたエネルギーも心地よく感じることができます。

さらに達成感があることで、次の勉強も頑張ろうと思えるのです。

そして、モチベーションを捨てるということ。
モチベーションを捨てるというのは、モチベーションに左右されないということです。

モチベーションとは、やる気のようなものです。
これは一定のものではなく、体調や時間によって大きく左右されるのが一般的となります。

モチベーションが高ければ勉強に対するパフォーマンスも高くなりますが、低い時には全く手につかない状態になってしまうのです。

そんなモチベーションに一喜一憂していては、勉強は続けていくことができません。

そこで、モチベーションを上げることを考えないようにするのです。そのためには、勉強をする目的に意識を向けてみましょう。

何のために勉強をしているのか、いつも目につく場所に書いて貼っておくと効果的です。

目標を見ることで、目的意識は高くなりモチベーションに頼らずとも「やらなければならない」と考えられるようになります。

また、目標を達成した自分を細かくイメージすることも効果的です。

目標は文字で見るだけよりも、頭の中で鮮明なイメージにしたほうが脳が活性化するからです。

こうして、受験勉強をしている意味を常に把握できるようにしておきましょう。

最後に、習慣化する仕組みをつくることも必要です。
勉強を習慣化するには、意識付けがとても重要となります。

なんとなく漠然と「習慣にしよう」と考えても、それはなかなか上手くいかないものなのです。

そこで、やるべきことを書き出していつも確認できるようにしておきます。

机にメモを貼るのも、大変効果的です。また勉強するスケジュールも、手帳などに書いておくと良いでしょう。

問題集を進めるペース配分も、スケジュールに組み込んでおくと安心です。

これらに対して、実際に達成できたらその記録を残すこともポイントとなります。

これを記録しておくことで、勉強に対する自信がつき習慣化しやすくなるのです。

受験勉強を継続させるコツ

勉強を継続させるために必要なことが揃ったら、コツを習得していきましょう。

それは、目標は小さく細かく定めるということ。受験勉強の目標は、当然ながら大学の合格です。

しかしそれは何ヶ月も先の話となり、なかなか想像がつきにくいものとなります。

想像がつきにくいと目標を目指す意識が薄れてしまので、最終的な目標までに細かく目標を細分化していきましょう。

まずは1ヶ月でテキストをここまで覚える、1日2時間勉強する、模擬テストの点数を○点まで上げるなどといった具合です。

この目標は、ちょっと頑張れば達成できるレベルのものに設定しましょう。

1日でテキスト1冊など、睡眠なしでないと達成できないような難しい目標設定は逆効果です。

こうして少しだけ自分を追い込むような身近な目標を決めて、それに向かってコツコツと目標達成を目指していくのです。

また、必ずできることから始めることも大変重要なポイントです。

大きな変化は脳への大きな負担となるため、まずはできることから無理なく進めていきましょう。

勉強時間は、まず30分から始めても良いでしょう。
どうしても勉強に手がつかないのならば、まずはテキストを持ってカフェへ出向いてみるのも効果的です。

自宅ならば、とりあえず机に向かって1ページ開いてみることもおすすめです。

こうして無理なく頑張らずに始められることから進めていくことが、勉強を継続させるコツとなります。

頑張らなければならない環境は心身に大きなストレスとなり継続することが難しくなるので、いかに自分を上手くコントロールしていくかが大切なのです。

まとめ

受験勉強は、大きなプレッシャーと「やらなければならない」というストレスがのしかかってくるものです。

これらに負けていては受験勉強の継続は難しく、そうなれば大学合格は見込めなくなってしまいます。

そこで重要なのが、自分を客観視するということです。
今の自分がどんな状況なのかを見極めて、適切にコントロールしていくことが大切です。

長期戦となる受験勉強において、自分を過度に追い込むやり方はあまり効果的ではありません。

継続していくためのコツをつかんで、効率良く勉強していくことが合格への近道なのです。

勉強が続かないのは、続けるための環境が整っていないからです。

まずは勉強のための環境を整え、習慣として無理なく勉強ができるようにしていきましょう。



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