センター試験・国語対策!時間配分や勉強のコツを教えます!

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センター試験の科目の一つである「国語」。
現代文や古文、漢文と出題範囲が広く、種類も多いことから苦手に感じている人は多いのではないでしょうか。

しかし、国語は他の科目と比較すると比較的勉強しやすく、理解しやすい科目であるため、しっかりと点数を重ねておきたいところです。
今回はセンター試験における「国語」の対策法や勉強のコツ、試験時の時間配分などについて解説します。

「国語が苦手…」という人はよくチェックしておきましょう。

過去問題の傾向

国語の試験対策について入る前に、まずは過去問題の傾向について把握するところから始めましょう。
これにより、効率的で効果的な勉強につながり、無駄のない勉強を実現しやすくなります。

問題の構成や配点、過去の平均点などについて見ていきましょう。

問題の構成や配点

国語の過去問題は大問数が4題で「評論」「小説」「古文」「漢文」で構成されています。
解答はマークシート方式で、問題は「空欄にあてはまる語句を選ぶ」、「適当なもの・適当でないものを選択する」などが出題されます。

毎年、それぞれの文章量が若干変動するため、その年によって「読むのに時間がかかる」という場合もあります。
長文が苦手な人は、日ごろから長文の問題に触れて慣れておく必要があるでしょう。

配点については、大問4題それぞれ50点ずつであるため、配点にそこまで大きな差はありません。

過去の平均点

気になる過去の平均点についてですが、200点満点で2018年度が104.68点、2017年度が106.96点となっています。
2017年度から若干平均点が下がってはいるものの、大きな変化はありません。

平均点を目安に、現在の自分の学力レベルをイメージしてみましょう。

センター試験における国語の重要性

センター試験では国語を重要とする見方が多いですが、実際はどうなのでしょうか。
本当に重要であるか、疑問を感じたことがある人は少なくありません。
ここからは、センター試験における国語は本当に重要なのか、その真偽について見ていきましょう。

配点が高い

配点の高さはセンター試験において重要視されるポイントです。
加点が多ければその分総合点も上昇するため、配点の高い科目は徹底的に対策するべきであると一般的にはいわれています。

国語においては、数ある科目の中でも配点が高い傾向にあるのです。
現代文100点、古典100点、漢字や慣用句などの問題は2~4点、内容理解の問題は7~8点と非常に高く設定されています。
中には選択問題なども含まれているので、ニアミスによる大量失点には注意しましょう。

文章量が多い

注意ポイントでもあるのが「文章量の多さ」です。
制限時間が80分という中で全ての解答に手が回らなかったという人は少なくありません。
配点が高いというメリットがあるので、無駄なく加点を狙うためにも最後の問題にまでたどり着く必要があります。

そのため、文章量の多さに困惑しないように日頃から長文をメインとした対策を行っておくこともおすすめです。
「読むこと」「読みながら理解すること」「必要なキーワードを素早く抽出すること」などを習慣化させ、制限時間内で1問でも多くの問題を解答しておくことが重要です。

素早く正確な解答でスムーズな加点を実現しましょう。

センター試験の対策

センター試験の対策法は様々なメディアで取り上げられ、様々な対策法が存在します。

しかし、よく見てみると科目別で解説されておらずどの科目に適した対策なのかが分からなかったり、ありきたりな内容で対策のヒントにならなかったりなど、なかなか有益な情報を見つけられないと悩む人は多いです。

では、センター試験における「国語」の本当の対策とは、具体的に何をすれば良いのでしょうか。
国語が苦手な人は参考にしてみましょう。

国語試験全体の対策

まずは、国語試験全体の対策から解説します。
自分に合った対策法を選んで実践してみましょう。

選択肢確認の前に自分で考える

日々の勉強の中で選択肢のある問題に触れることは多いと思います。
この時、あなたはどのようにして解答を進めているでしょうか。

一般的なのは、問題文を読み、選択肢を確認して、その中から選ぶというものです。
もちろん間違った方法ではありませんが、より理解力を高め考える力を伸ばしたいのであれば、「選択肢は見ない」というクセを付けてみましょう。

問題文を読んで解答を予想し、それを踏まえて選択肢を確認してみることで解答の選択で迷いにくくなります。
万が一、予想した解答が選択肢になかった場合は問題の認識が間違っていて、内容を理解していないということになるため、その問題は苦手な分野として対策すべきことが明確になります。

徐々に選択肢を見なくても解答できるようになってきたら、それはその分野が強化できているということにもなるため、自信にもつながります。

演習を繰り返して傾向を把握する

何度も問題を解いていると、「何が求められやすいのか」「何が問題になりやすいのか」「どのキーワードがヒントになりやすいのか」などを把握することにつながり、次第に直感で判断できるようになります。

これにより、問題文を読みながら「ここの部分が重要そうだな…」と予想できるようにもなるため、スムーズに進めやすくなります。
感覚的に傾向を把握することは、文章量の多い国語を制覇するうえでは重要な要素の一つです。

制限時間内でなるべく多くの問題に着手できるよう、傾向の把握を目指して繰り返し様々な問題を解答していきましょう。

選択肢は根拠を考えてから選ぶ

「この選択肢は関係ないから消して…この選択肢は残しておいて…この選択肢もいらないから…残ったこの選択肢が正解だ!」
このように、選択肢の問題で消去法のように可能性の低いものから排除して選択肢を絞り込んでいるという人はいませんか?

確かに、この方法でも正解するケースはありますが、これではきちんと問題を理解したうえで解答に導いているというわけではありません。

確実に正解を得るためには、選択肢を選ぶ際には選んだ理由や根拠を考えてから選ぶというクセをつけましょう。
その選択肢が正解であるといえる根拠や裏付けを文中から探し出し、照らし合わせてみます。

また、そうすることで、本当に正解の選択肢のみを残すことにつながり、正解率の上昇にもつながります。
日頃の勉強からこうして根拠を考えることを習慣づけていきましょう。

ひとまず、国語試験全体の対策としては上述した内容を参考にし、毎日の勉強に取り入れてみてください。
理解しやすくなり、苦手意識が徐々に少なくなるはずです。

現代文・古文・漢文の対策・時間配分

センター試験を受ける際は緊張して、思わぬ事態を引き起こして、問題文がしっかり頭に入ってこないなどのトラブルが発生するものです。
そうした状況を回避するためには「効果的な対策」と「時間配分」を意識することが大切です。

具体的に現代文・古文・漢文の対策として実践できるのは以下の2つです。

問題文はしっかり読む

当然ですが、問題文はしっかりと読む必要があります。
国語は文章量が多いことから流すように問題文を読んでいる人も多く、うっかりミスや読み間違いなどのケアレスミスが多い傾向にあるため、慌てずに読むことが大切です。

特に「適当でないものを選ぶ」という指示でうっかり適当なものを選んでしまったり、例年通りの問題で油断して問題文をしっかりと読まずに解答を誤ったりなどのミスは多いため注意しましょう。
当然のことのようですが、意外と意識していないことが多いので「問題文をしっかり読む」ということは徹底しましょう。

解答順

効率よく試験を進めるには、自分の得意分野から入ったり配点の高い問題から入ったりすることが大切です。
万が一、制限時間内に終わらなくても、上から順番に解答するよりも高い得点になりやすく、無駄のない解答順と言えます。

中には制限時間を意識しすぎて、試験内容の全体を把握する手順を省き、とにかくがむしゃらに解答していく人もいます。
しかし、それでは配点の高い問題に着手できなかったり、苦手な分野で躓いたりして大幅なロスになってしまうためあまり好ましくはありません。

試験がスタートしたら、まずは全体の問題を把握し、何から手を付けるべきか、どの順番で進めるべきかをイメージしましょう。

また、時間配分については、「漢字」「語句」については時間をかけないことが大切です。
できる問題があればスピーディーに解答を記入して次の問題に入りましょう。
これらの分野は他の問題と比較すると配点が低めですし、1つのロスによる失点が少ない傾向にあります。

そのため、配点の高い文章読解問題などに時間を優先することが大切です。
漢字や語句は10秒まで考え、それでも分からなかったらその問題は諦めましょう。

その方が他の問題に着手できるためかえって高得点につながります。

現代文・古文・漢文の勉強方法

ここからは、現代文・古文・漢文の勉強方法について詳しく解説していきます。
苦手な分野の勉強法を把握して更なるステップアップを目指しましょう。

現代文

現代文の勉強方法は、まず基本である「演習を繰り返す」ということから始めましょう。
間違った部分について「なぜ間違ったのか」「どう考えたのか」「正解となる解答の根拠や裏付け」などを確認しながら、何度も繰り返し問題を解いていきます。

徐々に現代文の形式に慣れてきますし、繰り返すうちに理解できてくるため数回繰り返して満足せず、数十回繰り返すことを目指して取り組みましょう。
そして、ある程度現代文に慣れてきたところで、抽象的な内容となっている小説や文章に触れてみます。

筆者が何を言いたいのかが分かりにくい文章に触れることは、現代文における文章読解問題の効果的な練習になります。
一般的な文章の理解が早くなり、素早い解答を実現できるようになるでしょう。

古文

古文の勉強で最も意識すべきは「単語の理解」です。
実は、単語の意味を理解しているというだけで20点以上の点数を得ることができます。
文章を読み解く際のピースとしても活用できるため、難しい問題でも正解するチャンスが増えます。

「単語を覚えるのが苦手」「そんなにたくさん覚えられない」といった悩みを抱える人もいます。
しかし、英語の試験で必要な単語と比較すると古文の試験で必要な単語は極めて少なく、短期集中で主要な単語はほとんど覚えることが可能なのです。

余裕が出てきたら基本的な文法についても学習し、「分かること」を少しずつでも増やしていくことが古文勉強のコツです。

また、古文で失敗を減らしたい場合は、問題に該当する「文章中の下線部の前後の文章」に着目し、文章の流れや意味などを予想・イメージしてみましょう。
毎日の勉強の中で取り入れるだけでなく、試験当日に「解答が分からない…」という状況になってしまった場合の対策としても活用できるのでおすすめです。

漢文

漢文の勉強でまず徹底したいことは、「単語と熟語の理解」です。
漢文を正しく読むためには、単語の意味や熟語の意味を理解していることが必要です。
「語句」「句法」「句形」などを理解して漢文が正しく読めるよう準備しなければなりません。

特に、句形は数が多いため、種類を暗記してそれぞれの意味を理解する必要があります。
一見大変な作業に見えますが、暗記がメインとなるため空いた時間でも勉強しやすいものです。
さらに、句形をマスターすることで書き下し文の作成の問題を楽に解答しやすくなります。

可能であれば現代文のように、演習を繰り返して漢文に慣れることも視野に入れて勉強を進めていきましょう。

まとめ

センター試験における国語に対してネガティブなイメージを持っている人は、実は多いのではないでしょうか。
その理由は先述したように範囲や分野が多く、試験対策勉強で行き詰まってしまうためです。

しかし、国語は配点の高い問題が多い傾向にありますし、演習の繰り返しや暗記などで国語に慣れやすいといったメリットもあるため比較的勉強しやすい科目です。

どうしても国語が苦手という人は、まずは国語の勉強を習慣化し「現代文・古文・漢文」に慣れることからスタートしてみましょう。
そのうえで、さらなるステップアップとして、今回ご紹介した勉強法を取り入れてみてくださいね。



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