高校1年生~3年生まで、学年別・塾別の夏期講習料金の相場とは

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学力アップに最適な期間である、夏休み。
そんな夏休みを効率的に利用するなら、夏期講習がおすすめです。

しかし、気になるのは、その料金。
夏期講習の相場は一体どれ位なのか、その内訳を知って効率的に夏期講習を受講していきましょう。
付随して、この記事では夏期講習を受講するメリットについても考察してまいります。

夏期講習の費用の内訳って?

夏期講習の費用には、様々なものが含まれます。
まずは、入塾金です。
塾への登録や出欠カードの発行などで、少なからずお金がかかってくるのは一般的です。

そして、費用の中で一番大きなウェイトを占めるのが授業料です。
授業料には、塾の運営や講師に払うための経費が含まれます。
しかしこの授業料、塾や授業スタイルによって金額が大きく異なります。

例えば集団指導の場合は、1回90分程度の授業が1,000円程と手頃なケースが多いものです。
それに対して個別指導の場合は、1回90程度の授業で3,000円程と集団指導の3倍近い金額がかかってきます。

1回における生徒数に大きな違いがあるため、ここはどうしても大きく差が出てきてしまうところといえるでしょう。

さらには、冷暖房や自習スペースの利用のための施設費やテキストなどのための教材費がかかってきます。
こうして入塾金、授業料、施設費、教材費を合わせた金額が、夏期講習の費用となるのです。
また、難関校を目指すコースでは、プラス料金が発生する事もあります。

夏期講習の費用が変わってくるポイントとして注目したいのが、個別指導か集団指導かという点です。

基本的には、受講する本人の希望でどちらにするのかを決めていくもの。
個別指導と集団指導には、それぞれにメリットとデメリットがあります。
このメリットとデメリットをしっかりと理解していれば、どちらを受講するのかも選択しやすくなります。

個別指導では、より細やかなケアを受ける事ができます。
そのため例えば内気な性格の生徒であっても、安心して受講する事ができるのです。

それに対して集団指導では、周りの雰囲気に背中を押してもらいやすいという特徴があります。
また頑張っているのは自分だけではないという意識が強く持てるので、モチベーションも保ちやすいといえます。

ただし、これらは生徒それぞれの性格によって大きく変わってきます。
個々の性格や勉強スタイルによって、より良いものを選んでいくと良いでしょう。

夏期講習では、実に様々な講座が用意されています。
なかなか選びきれない事も多く、あれもこれもと取ってしまう事も少なくありません。

しかしそうなると、当然費用も膨れ上がってきてしまいます。
中には40~50万円必要になるケースもあり、こうなるとなんでも受講しておけば良いという訳にはいかなくなるのです。

そのため、夏期講習の講座は厳選していく必要があります。漠然と「とりあえず取っておく」のではなく、明確な目標を持って受講しましょう。
苦手科目を克服する、得意科目をもっと伸ばす等の目的で、講座は選んでいくと有効です。。
そうすれば、夏期講習はより効率的な学力アップに繋がってくるのです。

個別指導の場合

個別指導におけるメリットは、生徒それぞれに合わせて勉強を進める事ができるという点にあります。
勉強を進めるスピードは、人それぞれで全く違うものです。

一般的な授業では、そのペースになかなかついていけない生徒もいます。
反対に、一般的な授業のペースでは遅すぎて退屈してしまう生徒もいるのです。

個別指導では、そんな個々に合わせた指導が可能です。
その上、分からない部分は都度しっかりと解決していく事ができるので、細かい部分も確実に身につけていく事ができます。

また生徒の性格によっては、人前ではなかなか質問しにくいという問題もあるかもしれません。
そんな場合でも個別指導ならば、心配する事はないのです。

その上、相性の良い講師を選ぶ事が可能な点も、個別指導の魅力です。
団体指導では、講師は予あらかじめ決まってしまっている事がほとんどです。

その点、相性の良い先生との個別指導は、勉強をより効率的に進めてくれる事でしょう。
さらにスケジュールが組みやすく、ある程度柔軟な対応が可能という点もメリットです。

夏休みとはいえ、勉強だけでなく家族行事がある場合も少なくありません。
そんな行事ごとにも対応しやすいのは、夏休みをより有効に過ごすためのポイントとなるのです。
一方で、授業料が高めで他の生徒との交流が減るというデメリットも出てきます。

高校1年、高校2年で個別指導を受ける場合の相場は、6~15万円ほどとされています。
これに対して高校3年の場合の相場金額は、9~22万円ほどとなっています。
受験を目前に控えた高校3年の場合は、やはり費用も高くなるのが一般的です。

また個別指導といっても、塾や講座によって生徒1人に講師1人というスタイルではない場合があります。
生徒が1~2人ほどに対して、講師が1人となる個別指導もあるのです。
こうして生徒が複数になると、相場も安めとなってきます。

個別指導は、自分に合った時間の使い方ができる上にしっかりと内容を理解できる事が魅力です。その分相場も高めとなっていますが、それだけの価値はあると考えて良いでしょう。
ただし、生徒それぞれによって個別指導が合うのか集団指導が合うのかは変わってきます。親だけの独断で個別指導を決めるのではなく、本人の性格や希望も取り入れて決めていきましょう。

集団指導の場合

では、集団指導ではどうでしょうか。
集団指導におけるメリットは、なんといっても他の生徒と協力しつつ競い合いながら学力アップが目指せるという点にあります。
たくさんの生徒がそれぞれの目標に向けて頑張っている環境となるので、それだけ刺激は強くなるのです。

また人は他人の視線を感じると集中しやすくなるといわれているので、大勢で一斉に勉強する事は、集中を促進するメリットもありそうです。
もちろんそれぞれの性格による部分も大きいものですが、集団での勉強には、そんな心理的なメリットも考えられるのです。

集団指導は、質問をたくさんするよりも講師の話を聞く方が身になるという生徒向きといえます。

集団指導では、質問の時間はあるとしても個別指導よりもその時間は明らかに短くなります。
その分解説に割かれる時間も多くなるので、どんどんと知識を吸収していけるタイプの生徒におすすめといえるのです。

また授業料が個別指導に比べると安価でありながら、有名講師による指導を受けられる可能性がある事も魅力となります。
有名講師からの質の高い指導が受けられれば、モチベーションも点数も飛躍的にアップする事でしょう。

さらに生活リズムが乱れやすい夏休みでも、集団生活によってリズムが整いやすいというメリットも挙げられます。
デメリットは、全員が同じペースで勉強をしていく必要があるという点や思う存分質問ができないという点ではないでしょうか。

高校1年、2年の集団指導の相場金額は、5~10万円ほどとされています。
一方で高校3年の場合は7~14万円ほどで、少し高めとなっています。

また、これ以外にも費用がかかってくる可能性があります。
それは、夏合宿や特別講座などを受けた場合です。
特に高校3年の夏休みは、受験のために非常に重要な時期となります。
そのため通常の講座以外にも、集中的に勉強をする合宿などが用意されている塾も多いのです。

合宿とまではいかなくとも、特別講座を用意してより一層のレベルアップを図る塾も少なくありません。
これらに参加すれば、それだけ費用は多くかかります。

しかし夏休みの頑張りは、受験に大きく響いてくるもの。
各家庭の経済事情に合わせて、必要な講座はできる限り受講しておいて損はないでしょう。

そもそも夏期講習だけ受講した場合も効果あるの?

夏期講習は様々なレベル設定がされていて、受講だけでも充分身になる事がほとんどです。

在校生の為の講座と分けられている場合もあり、各々の生徒に合った内容の講座に参加できるのです。
そのため、夏期講習だけ受講しても十分に効果があるといえます。
夏期講習で集中的にレベルアップする事で、受験対策は効率的に進む事は間違いありません。

付随して、以下では夏期講習を受けることのメリットをあげていきます。

自習室が使える

自習室は、勉強に集中するためだけに作られた空間です。

家で勉強するとマンガやテレビなどの誘惑が多いものですが、自習室にはそれがありません。
その上利用できる時間も長く、自由に使える事も大きな魅力です。
こうして勉強に集中できる環境を利用できるという点においても、夏期講習の受講は大変意味があるといえるのです。

学習する習慣が身に付く

学校に行かなくても良い夏休みは、何かと生活リズムが乱れてしまうもの。
よほど気合いを入れて自分を管理していかなければ、勉強する習慣も薄れてしまいます。

しかし夏期講習があれば、生活リズムも乱れにくくなる上に勉強する習慣も自然と整うのです。
またカリキュラムが組まれているので、勉強の進みもある程度管理する事ができます。
そして予習や復習をする事で、より学習する習慣が身について学力の底上げにも繋がってくるのです。

周囲から刺激を受けられる

勉強はそもそも一人でするものですが、周りに同じ様に頑張っている生徒がいればモチベーションは高くなるものです。
モチベーションが上がれば、それだけ勉強も効率的に進みます。

競い合う姿勢も生まれ、相乗効果でどんどんと学力が伸びていくのです。
周囲からの刺激は、夏期講習だけでなく自習室などでもたくさん受ける事ができます。
周りの生徒が集中している環境では、自分も集中しやすくなるのです。
夏期講習を受ける事は、この様に学力アップのための大きな影響を与えてくれるのです。

情報を得られる

予備校や塾は受験に関する幅広い知識があるため、様々な情報が得られやすいという魅力もあります。
講師は、受験のプロです。
専門家だからこそわかる事や、適格なアドバイスも多くあるもの。
それは、経験と幅広い知識があるからこそできることです。

こうした情報を直接得る事ができるのは、夏期講習に通う大きなメリットです。
参考書などには書かれていない試験の傾向や解き方のコツなども、もしかしたら伝授してもらえるかもしれません。

各科目の理解を深められる

生徒は、それぞれの志望校などに合わせて様々な科目の講座を受講します。
中には苦手な科目がある事も、少なくありません。

夏期講習を利用すれば、各科目で存分に理解を深める事ができます。
理解が深まれば、苦手科目はどんどんと解消されていく事でしょう。
そして得意科目の理解が深まれば、より得点アップを狙う事ができるのです。

夏期講習の落とし穴

こうしてメリットが大変多い夏期講習ですが、受講しただけで勉強した気になりやすいというデメリットもあります。

夏期講習は、講座そのものも大切ですが、予習・復習によって身になるものです。
受講しただけで勉強したつもりになり予習・復習を怠っていては、決して学力アップは見込めません。
これでは、せっかくの時間を無駄に過ごしただけになってしまうのです。

夏期講習は、講師が生徒に学力を授けてくれるものではありません。
講師のサポートを受けて、生徒が自ら学力を上げていくものです。
そのための努力をしなければ、夏期講習を受けていても残念な結果になってしまいます。

そうならないためには、夏期講習に通う目的をしっかりと掲げておきましょう。
明確な目的があれば、勉強もはかどりモチベーションも維持しやすくなるのです。
予習・復習を習慣付ける必要があります。

まとめ

夏期講習は、決して安いものではありません。
しかし、受験成功のためには無駄に過ごせない夏休み。
夏期講習の受講は、学力アップするための最大のチャンスでもあるのです。

このチャンスを最大限に活かすためには、個々に合った講座を選んでいく事が大切です。
個別指導と集団指導では、料金が違うだけではなく、上述の通りそれぞれに特徴があります。
自身の学力の状況とモチベーションを正しく把握するのがポイントとなります。

目標を決めて計画的に、夏期講習と自身の復習を反復することで学力を上げることができます。 それができれば、夏期講習は受験のための大きなステップアップとなる事でしょう。



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