大学受験を控えた高3の夏。予備校の夏期講習のみ受講は可能?

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高3の夏といえば、貴重な青春の1ページ。
しかし、大学受験を控えているという側面から見れば、高3の夏こそ勉強において大切な時期はありません。

そんなときに気になるのが、夏期講習ではないでしょうか。
普段は予備校に通っていない高校生でも、夏期講習のみを受講することは可能なのか、そして有効な活用法について解説します。

夏休みの受験勉強がなぜ重要?

普段は1日の大半を学校の授業で過ごしている高校生にとって、夏休みは1日を自分の好きなように使える大切な期間です。
学校が休みとなり、部活動をしていた高校生も引退する時期でもあります。

つまり、受験勉強のために使う時間が存分に取れるようになるのです。
「夏は受験の天王山」といわれるのはこのためで、心ゆくまで受験勉強をできるためといえます。

たとえば、学校がある時期に1日5時間受験勉強ができると仮定します。
それが夏休みになると、1日10時間を受験勉強に当てることも難しくはありません。

勉強のための時間を多く割ければ、それだけ合格に近付けるともいえます。
どんなに頭の良い人も学力に自信がない人も、時間だけは平等にあるのですから。

時間を効率的に使うこともとても大切ですが、その前に勉強するための時間が取れるということはとても大きなポイントとなるのです。

自分で勉強の計画を立て、時には自分のペースで休憩をはさむことも可能です。
受験生それぞれが個々のペースで勉強できる期間である、夏休み。
これこそ、受験勉強において肝となる時期といえるのです。

ちなみに志望校に合格した受験生の9割は、夏休みに過去問題を解いているとされています。

つまり、夏休みには基礎は全て出来上がっていて、あとは問題に慣れてひたすら解いて苦手をなくしていく作業に入っているというわけです。
もちろん残りの1割には、夏休みに基礎から勉強している受験生もいるかもしれません。

夏休みは、1ヶ月以上もある大きな休みです。
約40日間あるとして、1日10時間勉強できるとしたら合計で400時間も勉強できることになります。

この時間を学校がある時期にこなそうとすると、2ヶ月以上はかかってしまうでしょう。
言い換えれば、夏休みはより効率的に受験勉強を進める絶好のチャンスなのです。

予備校の夏期講習をうまく活用

予備校の夏期講習では、学校の勉強とは違い、受験に特化した講義が行われます。
その利点をうまく活用すれば、大学合格に大きく駒を進めることができるでしょう。

夏期講習を受講すると、夏休み期間中のスケジュール管理がとても楽になるというメリットがあります。

ゼロから自分で勉強のスケジュールを管理していくのは、とても難しいことです。
人の目があるわけでもなく、誰かが時間を管理してくれることもないので、どうしても怠けてしまいがちなのです。

しかし夏期講習を受講していれば、勉強の基盤となる講習のスケジュールがすでに組まれています。
また講師や他の受験生の目もあるので、勉強に専念しやすい環境が整います。

自己流で勉強をしようとすると、よっぽど自己管理を徹底できる人でない限り、どうしても自分に甘くなってしまいます。
また受験の本番まで半年近くあると考えると、油断してしまうというケースも少なくありません。

さらには、いつまでも勉強をだらだらと続けてしまうという可能性もあります。
人間の集中力は、そもそもそんなに長く持続するものではありません。

そのため、適度に休憩をはさんでいくことが、効率良く勉強を進めるポイントでもあるのです。
自分一人ではこうしたスケジュール管理も上手くいかなくなってしまいますから、夏期講習の利用は大変有効といえるでしょう。

夏期講習を利用すると、苦手な科目をしっかりとつぶしていくことができます。
苦手な科目は、一人で勉強していてもなかなか理解も進まないものです。
そんな苦手科目こそ、夏期講習で講師から丁寧に教わるべきでしょう。

苦手科目が残ったまま受験に挑んでも、良い結果は期待できません。
なるべく早い段階で苦手科目は克服しておくことは、志望校合格に欠かせない要素なのです。

夏期講習では、講習の予習や復習をしっかりと行いながら、講師から直接指導を受けることで、苦手科目を効率的につぶすことができます。

また、自宅ではなかなか勉強に集中できないというケースも大変多いことも事実です。
しかしそんな点も、夏期講習を受講していると、講習の空き時間に自習室を使用することができます。

自習室はより勉強しやすい環境が整っているので、より効率的な勉強が可能なのです。
こうしたメリットがあるので、夏期講習はぜひ活用していきましょう。

夏期講習だけ受けることはできる?

普段から予備校に通っていれば、夏休みは夏期講習に通うのが当たり前となるでしょう。
予備校に通っていない受験生も、夏期講習を上手に活用していくとメリットが多く得られます。

ほとんどの予備校では、普段予備校へ通っていなくても夏期講習のみ受講が可能となっています。
夏休みという特殊な期間だからこそ、夏期講習を受けて効率的な勉強をしていくと安心です。

実際、夏期講習のみを受講している人も少なくありません。
夏期講習のみ受講して、あとは独学で勉強する人や高校の補習授業を受けて合格した人もいるのです。

自分でしっかりと勉強できるスキルがある人でも、夏期講習を受けるメリットは非常に大きいといえます。
大学受験では、いかに基礎が正しく身に付いているかが大変重要なポイントとなってきます。

基礎ができていなければ、当然応用は利きません。
また正しい応用の方法を知らなければ、柔軟な応用をすることもできないのです。
こうしたステップは、なかなか自分一人ではできないものです。

特に基礎の部分は、教科書を読んですぐに理解できる人もいれば、人から手取り足取り教えてもらって始めて理解できる人もいます。
後者である場合には、夏期講習の利用がおすすめです。

独学には、どうしても限界があります。
また独学が得意だという人にとっても、夏期講習は知識やスキルを伸ばす良い機会です。
夏期講習だけでも、受けておく価値は十分にあるといえるでしょう。

ここで心配になるのは、普段から予備校に通っている在校生との学力の差です。
夏期講習だけ受けても理解できないのではないか、と心配になるのは無理もありません。

しかし、夏期講習では、外部からの受講生にも分かりやすいようにプログラムが組まれていることがほとんどです。
さらには在校生と同じようなサービスを受けることもできるので、夏の間だけ予備校の在校生になったととらえてみましょう。

予備校側も、外部から夏期講習のみを受ける受験生へのケアをしっかりと行うケースが大半です。
そのため夏期講習限定の受講だからと、気負ったり、心配したりする必要は特にないといえるでしょう。

どんな講座を受ければいい?

大変メリットの多い夏期講習ですが、正しく活用しなければ時間が無駄にしまうこともあります。
夏期講習において最大のポイントは、講座選びです。

この講座選びを間違えると、受験勉強の時間が必要以上に削られてしまいます。
すると、夏期講習を受けることがマイナスになりかねません。

また、夏期講習を受けていると、それだけで勉強をした気になってしまうことがあります。
授業を聞いただけでは、自分の学力として身に付いたとはいい難いでしょう。
授業を受けた上で、しっかりと予習と復習をしてこそ、夏期講習は身になるものなのです。

こうした点を軽視していては、せっかくの夏を無駄に過ごしてしまうことになるでしょう。
夏を無駄にしてしまえば、受験勉強は大きく出遅れることになります。
せっかく貴重な時間と費用をかけて通う夏期講習だからこそ、より有効に活用していきましょう。

夏期講習は、各予備校によってさまざまなプランが用意されています。
各科目が用意されているので、自分が必要とする講座を選ぶことが可能です。

また、生徒それぞれのテーマに合わせた受講も可能となっていることが多いので、志望大学などのレベルに合わせた講座を選ぶこともできます。
生徒それぞれに目指す先は違うので、こうした細かな設定ができるのは大変有り難いポイントです。

さらに、スケジュールを自由に選べる予備校もあるので、勉強以外の予定との調整も簡単となります。

ちなみに、夏期合宿などがある予備校もあり、より集中的に勉強する環境を整えることもできるようになっています。

夏期講習のほとんどは、1科目から受講が可能です。
苦手科目を徹底的につぶすのであれば、苦手科目だけを受講するのも良いでしょう。
全体的なレベルアップを望むのならば、試験科目を全て受講しても良いかもしれません。

夏期講習は、生徒がそれぞれ自分に合った講座を選ぶことができます。
講座を選ぶ基準に決まりはありませんが、自分の今の学力を見極めて受講講座を決めましょう。
今の学力が分かっていないと、レベルの違う講座を選んで無駄な時間を過ごしてしまうことになりかねません。

たとえば国語一つとっても、現代文は高いレベルのクラスで古文は標準レベルのクラスというように、分野ごとにクラスを変えて受講できる予備校もあります。
そういった細かい自分の学力をしっかりと把握できていれば、各科目によって最適な講座を選ぶことができるのです。

そして、自分にぴったりの講座を選んでいけば、夏休みは多いに有効活用できることは間違いありません。

また、明確な目的を設定しておくことも重要です。
志望大学をはっきりと見定めて、目指すべき勉強のレベルを決めていきましょう。

これが分かっていれば、自分にあと何が必要なのかが分かりやすくなります。
夏期講習の講座選びのポイントは、自分の学力の見極めと目的の明確な設定が不可欠なのです。

夏休みを有効的に使って志望校にチャレンジしよう

高3の夏休みほど、有効利用することを何度も耳にする夏はありません。
時間に余裕がある大変貴重な期間が夏休みなのです。

たとえ受験前だからといっても、学校の授業では受験対策だけをしていくのはとても難しいです。

また受験生それぞれ目指す先が異なる、大学受験。
その性質上、受験生が個々に工夫を凝らして勉強をしていく必要があるといえるでしょう。

夏休みはまさに自由な機関ですが、自由に過ごして良い時間ほど、管理しにくいものはありません。
その期間に自分一人で自分自身を管理して、勉強を進めていくことは並大抵のことではないのです。

そんな夏休みの有効利用にこそ、夏期講習がうってつけなのです。
夏期講習を受講することで、苦手分野をつぶすこともでき、学力アップにもつながります。

分からない部分は直接先生に聞くことが可能なので、夏期講習を受けておくことは損にはなりません。
さらには、自習室が利用できることも見逃せないポイントです。

自習室では多くの生徒がそれぞれの目標に向かって集中しています。
そんな緊張感のある空間に入れば、自然と集中しやすい状況になるものです。

こうして夏休みをより有効に使えるからこそ、夏期講習は受講すると良いものだといえるでしょう。

受験本番にはまだ間に合う

夏休みといえば、学校の授業から解放される期間です。
言い換えれば、通常よりも自由な時間が増え、多くの勉強ができる期間でもあります。

普段ならば、存分に遊んで楽しい時期となる夏休みですが、高3の夏だけは違います。
来るべき大学受験に向けて、非常に重要な時期なのです。

受験まではまだ期間があるとはいっても、受験勉強の範囲は決して狭くありません。
またさまざまな科目を勉強する必要もあるので、そう短期間でできないのが受験勉強なのです。

この期間、いかに効率的に受験勉強を進められるかが、志望校に合格できるかという分かれ目になってくるでしょう。

そんな自由な時間が多くお夏休みには、ぜひ夏期講習を受講すると良いでしょう。
夏期講習を受けると、個々に必要な学力や知識を得られ、さらに勉強に最適な環境を利用することができます。

受験本番までに、まだまだ自分の能力の伸ばしていける、大切な時期が夏休みです。
たとえ苦手科目があったとしても、十分に挽回ができるのです。

基礎が固まっていない科目があっても、まだ間に合います。
目指す目標をより確実に達成させるために、ぜひ夏期講習を有効利用していきましょう。



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