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塾の夏期講習は意味ない?後悔した人の声や受けない場合の断り方を紹介!

塾の夏期講習は意味ない?後悔した人の声や受けない場合の断り方を紹介!

度々「塾の夏期講習は意味ない」という声が聞かれます。「本当に意味ないのかな?」と不安を感じつつ、何となく夏期講習を受講するのは、あまり良い気がしませんよね。

しかし結論、受け方によって成績の伸び幅が少なくなってしまうことはあっても、「意味ない」ということはありません。

今回は 「塾の夏期講習は意味ない」が間違いである3つの理由や、夏期講習を受講して後悔した人の声などについてまとめました。

既に塾に通っている方、夏期講習から塾に通おうと考えている方、両方に向けた内容となっています。

夏期講習を受講して後悔した人の声を知ることで、どうすれば後悔せずに夏期講習を受講できるかが見えてきます。

記事を最後までチェックして、塾の夏期講習に関する不安を払拭しましょう。

「塾の夏期講習は意味ない」が間違いである3つの理由

まず「塾の夏期講習は意味ない」という声は、以下3つの理由から間違いであると言えます。

  • 学校の授業が止まっている期間に総復習や先取りができるから
  • 夏期講習を受講するのとしないのとでは勉強時間に圧倒的な差が出るから
  • 質問や自習室の利用がし放題だから

それぞれ詳しく見てみましょう。

学校の授業が止まっている期間に総復習や先取りができるから

夏期講習の期間中には、学校の授業がありません(学校によっては夏期補習がある)。

よって 学校の授業の進み具合を気にすることなく、時間をたっぷり使って復習ができます。 復習が終われば、2学期に学ぶ内容の先取りをすることも可能です。

一方通常期間の塾では、学校よりも少ない授業数で学校よりも先に単元を進めなければなりません。よって当然、ゆっくりと復習をする余裕はありません。

学校の授業がストップするのは、春休み・夏休み・冬休みの長期休暇だけです。そして夏休み、夏期講習は、長期休暇の中でも最長です。

夏休みに夏期講習を受講すれば、1学期の遅れを取り戻したり、2学期の内容を先取りしたりするチャンスになります。

通常期間は塾に通わず、夏休みや冬休みのような長期休暇だけ塾を利用する方もいます。

夏期講習を受講するのとしないのとでは勉強時間に圧倒的な差が出るから

極論、独学ができるのであれば、塾に通う必要はありません。

しかし、自分の意志で毎日数時間机に向かい、参考書等を使って分からない箇所を自力で解決できる方は、ほとんどいません。

学校には「行かなければ」という強制力が働きます。しかし、自宅での学習に強制力は働きません。

夏期講習を受講すれば、学校と同じように「今日は塾があるから」と強制力が働きます。よって 夏期講習を受講しない場合と比べて、圧倒的な勉強時間を確保可能です。

夏休みには学校の授業がありません。よって時間が有り余っています。一方通常期間の場合は自由に使える時間が限られています。

まず、通常期間の一般的な高校生の1日は以下のとおりです。

  • 日中:学校
  • 夕方:部活
  • 夕方:帰宅&夕食
  • 夜:宿題
  • 夜:就寝

続いて夏休みの一般的な高校生の1日は以下のとおりです。

  • 午前中:部活or夏期補習
  • 午後〜:自由

午後からの膨大な自由時間に塾に行くのか、少しだけ勉強をして後は自由に過ごすのか、どちらを選択するかは、2学期以降の成績や受験に大きく影響します。

質問や自習室の利用がし放題だから

塾で利用できるサービスは、授業だけではありません。自習室を利用したり、空いている講師に分からないところを質問したりできます。

出典:四谷学院

例えば上記は、四谷学院の自習室です。集中しやすいように机が1つずつ区切られています。

周りには同じように自習をしている人がたくさんいるので、少し疲れても「周りもまだ頑張っているし私ももう少し頑張ろう」という気持ちになります。

授業がない時間も自習室で自由に勉強ができるのは、塾ならではの大きなメリットです。 夏休みの膨大な時間を自室で過ごすのか自習室で過ごすのかで、勉強時間や勉強効率は大きく変わってくるでしょう。

また自宅で分からない問題にぶつかると「もういいや」と勉強を投げ出してしまいかねません。しかし、塾の自習室を利用していればその場ですぐに質問して解決できるので、やる気を失うことなく勉強を継続できます。

夏期講習を受講して後悔した人の声

ここまで「塾の夏期講習が意味ない」は間違いである理由について解説をしました。しかし残念ながら、塾の夏期講習を受講して後悔している方がいるのも事実です。

ここからは、塾の夏期講習を受講して後悔した人によくある、以下3つの声について深掘りします。

  • 講座を取りすぎてしまった
  • お金がかかりすぎてしまった
  • よく比較せずに塾を選んでしまった

後悔した人の例を知ることで、後悔せずに夏期講習を受講できます。それぞれ詳しく見てみましょう。

講座を取りすぎてしまった

塾の夏期講習で受ける授業の数は、自由に決められます。

たくさん授業を取った方が成績が上がりやすく、塾としても利益になるので、塾側はできるだけたくさん授業を取る方向で話を進めたがります。

塾側の説明に流されて、納得しないまま授業をたくさん取ってしまうと、以下の方のように「大変すぎる…」と後悔に繋がってしまうでしょう。

本人のキャパを超えてしまい、授業の予習復習や課題が間に合わなかったり、ボーッとした状態で授業に出てしまったりしては本末転倒です。

できるだけたくさん授業を取った方が成績アップに繋がります。しかし仮に授業数が少なく空き時間が多くても、自習室に籠ることができます。

夏期講習で後悔しないためには、授業を詰め込みすぎないようにしましょう。

お金がかかりすぎてしまった

夏期講習の授業数は、通常期間の授業数よりも多くなるのが一般的です。

授業1コマあたりの費用は夏期講習期間中の方がお得になる塾が多いですが、受ける授業の数が増えるため、かかる費用の総額も大きくなります。

塾の勧めるままに授業を取ると、予想の何倍もの費用がかかるケースもあるので要注意です。

https://twitter.com/unk_ppy/status/1673608230122172422

「お金がかかりすぎてしまった」と後悔するのを防ぐためには、事前に予算を決めておいたり、流されないように面談前に「授業数はこのくらいにする」と意志を固めておくことが大切です。

塾の夏期講習にかかる費用については、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:塾の夏期講習費用(料金)平均は約2万円!個別指導塾と集団塾の違いや高い費用を安く抑えるコツ!

よく比較せずに塾を選んでしまった

一言で塾と言っても、その種類は様々です。自宅から通える範囲に複数の塾があるという方が大半でしょう。

「夏期講習の申し込みは締切があるから」とよく比較せずに塾を選ぶと、後悔しかねません。夏期講習費用を支払い、数回授業を受けた後に後悔してももう手遅れです。

友達の状況を見て塾を選ぶのも選択肢の1つです。

「友達と一緒だとだらけてしまうから」と友達が通っていない塾を選ぶ方もいれば、「友達がいた方が続くから」と友達が通っている塾を選ぶ方もいます。

しかし少しでも合っている塾を選びたいのであれば、資料請求をしたり無料体験を受けたりして、自分の意志で塾を選びましょう。

当サイトでも、さまざまな塾・予備校について紹介しています。気になる方はオススメ予備校一覧ページをぜひチェックしてみてください。

塾ではなく学校の夏期講習に行くべきか

学校や学年によっては、夏休みに夏期講習を実施しています(夏期補習とも呼ばれる)。

「学校で夏期補習があるから塾の夏期講習には行かなくても良いのでは?」と考えている方もいらっしゃるでしょう。

結論、 学校の夏期補習よりも塾の夏期講習の方がおすすめです。 なぜなら学校の夏期補習は、あくまで学校の授業の延長だからです。

学校の夏期補習には、塾の夏期講習のように費用がかからないというメリットがあります。

しかし塾の方が、自分と同じくらいのレベルの人たちと一緒に授業を受けられたり、苦手な箇所だけをピンポイントで対策できたりします。

学校の夏期補習を休めそうにない場合は、学校の夏期補習と塾の夏期講習を両立しましょう。塾の夏期講習は授業数を自由に調整できるので、問題ありません。

塾の夏期講習を休む、受けない場合の断り方

既に塾に通っている方のなかには「夏期講習を数日休みたい」「夏期講習は受講したくない」と考えている方もいらっしゃるでしょう。

「数日休みたい」という要望は、電話等で簡単に伝えられます。しかし塾によっては「家族で旅行に行くから」という理由であっても「今年は受験があって大事な年だから何とか出席してほしい」と言われることがあります。

また「夏期講習は受講しません」と伝えるのは勇気がいりますよね。

塾側はできるだけ夏期講習を受講してほしいと思っています。しかし受講するかしないか、いつ休みを取るかは本人の自由です。

よって「夏期講習を受講したくない」「受験生だが数日間休みたい」と考えているのであれば、勇気を出して連絡するしかありません。

その際大切なのは、「やめておこうかなと思ってて〜」と曖昧に伝えるのではなく、意志を明確に伝えることです。

まとめ

「塾の夏期講習は意味ない」が間違いである3つの理由や、夏期講習を受講して後悔した人の声などについて解説しました。

塾の夏期講習を受講した人のなかに、受講を後悔している方がいるのは事実です。

しかし申し込み前に授業数や費用についてしっかりと考え、自分に合った塾を見つけられれば、夏期講習で後悔することはありません。

むしろ2学期の定期テストの時期や受験前になって「あのとき夏期講習に言っておいて良かった」と思うことでしょう。

夏期講習を「意味あるものにする」ためには、自分に合った塾を探すことが大切です。 当サイトでも、さまざまな塾・予備校について詳しく解説しています。興味がある方はぜひオススメ予備校一覧ページをご覧ください。

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