駿台って、どんな予備校?特徴と注意点を徹底解説!

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駿台とは

駿台は、1918年に山﨑寿春が東京の神田錦町に「東京高等受験講習会」という名称で創設されました。その後、1930年には「駿台高等予備校」に改称して、各種学校として認可されたという歴史があります。2020年2月現在、駿台の校舎は首都圏をはじめとして、東海地区や関西などさまざまなエリアにあり、多くの生徒が在籍しています。

駿台のオリジナルの特徴

駿台は歴史がある予備校であるため、たくさんのノウハウを蓄積しています。

データネット2020

データネット2020には、センター試験の本試験受験者の約83%が参加しています。2019年のデータによると、母集団は453,777人となっており、これは日本最大級となっています。

データネット2020を利用すると、正解・配点一覧の情報が得られるだけでなく、志望校の合格可能判定も可能です。そのため、出願校の決定で悩んでいる場合などには、特に役立つツールといえるでしょう。

ICTサポート

2020年から、駿台のICT学習環境が大きく変化します。現役のフロンティア生を対象として、「manabo」と呼ばれるスポット指導オンラインシステムが導入されています。たとえば、自宅にいるときに各教科で分からない部分があった場合、すぐに教員に質問することが難しいという問題があります。しかしmanaboで分からないところを質問すればプライベートティーチャーが答えてくれるため、早い段階で問題が解決します。

また、「駿台生eラーニングシステム~PLATON~」では、パソコンやスマホを使って、英語などの繰り返し学習が可能です。たとえ苦手分野であっても何度も取り組むことによって知識として定着していくため、基礎固めができ、学力アップが期待できます。

駿台の料金(学費)について

予備校選びで迷ったとき、学費が決め手となる場合もあります。ここでは、東京大学を志望する場合の駿台の料金の目安を紹介します。ただし、料金は年度ごとに変動するため、入会前に事前に確認しておきましょう。

・入会金…約30,000円(現役)
     約70,000円(既卒)

現役生(通常授業)

英語・数学・国語・地歴…1科目あたり年間約268,200円
理科…1科目あたり年間約328,200円

既卒生(通常授業)

年間で約487,000円~約526,000円が目安です。

現役生の場合、通常授業は年間で約2,073,600円が目安となっています。さらに、通常授業の費用に加えて、長期休暇になると夏期講習や冬期講習の費用もかかってきます。

駿台に向いている人

予備校選びで悩んだときには、「自分と予備校の相性」について考えてみることも重要です。ここでは、駿台に向いている人の特徴を紹介します。

集中力に自信がない人

大手予備校のなかには、1コマ90分の授業を行っているところも少なくありません。90分の授業を理解するためには、ある程度の集中力が求められます。しかし、集中力を維持することに自信がない人が、90分授業を受けるのは非常に難しいものです。

駿台の授業はテーマが細分化されているため、授業は1コマ50分に設定されています。1コマ50分なら高校の授業時間と同じであるため、集中力がキープしやすいと感じる人が多いでしょう。

学校形式の授業が好きな人

駿台は各校舎でライブ授業を行っています。そのため、「学校の授業が好き」や「ユーモアたっぷりの授業で考える力を身に付けたい」などという考えを持っている人には特に適しています。

駿台の授業はただ単に面白いだけではなく、確実に理解するところまで指導を行って知識を定着させてくれるものです。さらに、分からないところはすぐに質問ができるという、ライブ授業ならではのメリットも魅力のひとつといえるでしょう。

まとめ

駿台は歴史がある予備校のひとつであり、授業もライブ授業にこだわっています。また、自宅で勉強しているときにつまずいた場合のサポートも充実しています。授業が好きで、時間や場所にとらわれず集中して勉強に取り組みたい人には、特に駿台が適しているといえるでしょう。

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