予備校選びで重要な集中できる環境選び
どの予備校にするかを決める時に重要なのが、集中できる環境を選ぶことです。勉強に集中する環境は、どの予備校でも整備されていますが、それぞれ特性が異なるので事前調査が必要です。その中でもオススメするのが、少人数制を採用している予備校です。
大人数の予備校が不利な理由
大人数が在籍する予備校の場合、講師陣の数や自習室や食堂の完備など恵まれている環境と思われますが、少人数制の予備校に比べると劣っているところがあります。それは、生徒が全員利用できるとは限らないということです。
大人数の場合、自習室を利用しようと思っても利用出来ないことがあります。このような問題が、大人数の予備校の問題としてあげられます。
少人数制度は、集中出来る環境が揃っている
一方少人数制度で独自の環境を整備している予備校であれば、このような心配がなく集中して学習することが可能です。そのため、少人数制度の予備校の方が学習をしやすく希望していた大学に合格出来たという学生もいます。
予備校は講師陣の質も重要ですが、それ以上に学生が勉強しやすい環境かどうかを選定することもとても重要です。そこで、勉強をする環境作りに力を入れ勉強が集中しやすい環境を作っている予備校をピックアップしました。
四谷学院
四谷学院は、関東を拠点にしている予備校です。東大の合格者数だけを見ると、他の予備校よりも多くの合格者を排出しています。
独自の指導環境
四谷学院の指導方法は、他の予備校と大きく異なったダブル教育というものを採用しています。通常の予備校であれば、集団講義を受けて質問があれば担当スタッフに質問をするというものです。しかし、四谷学院では、集団講義で自分に合った能力の授業を受けて、個別指導では、55段階に分類して指導をするという独自のシステムを活用しています。
これにより、わからないままにしておく学生が減少し、結果的に学力向上へつながっています。
自習しやすい環境
自習室も完備されているので、塾に足を運べば自宅よりも集中して勉強することが可能です。また、この自習室では長時間勉強をしても学生が疲れないように、やわらかいクッションチェア、専用のデスクライトを採用しているなど独自の工夫が施されています。
また、自習室だけではありません。
自分の学力に合う大学は?
自分の将来やりたい研究を実現出来る学校は?
といった情報を検索出来る入試情報コーナーも充実しています。これにより、通いたい大学を明確に設定することが可能になります。
リラックス設備の充実
勉強をする環境だけでなく、息抜きをする環境の整備も整えています。塾の仲間とリラックスをして談笑出来るスペースでもあるので、リフレッシュさせながら勉強することが可能です。
東進衛星予備校
有名講師による映像授業が特徴的な東進衛星予備校はどうなのでしょうか。
担任制度による個人指導のサポート
生徒が集中して学習することが出来るように、担任制度を採用しています。担当する指導員は、数々の生徒を輩出したエキスパートです。また、担任の先生に相談をしづらいと感じた時は、現役の大学生の担任助手がついているので、彼らに悩みを打ち明けると良いでしょう。
映像授業による、集中した学習
映像授業は、個人で映像を閲覧して学習することになります。1講義の映像を視聴する際、集中して学習する必要があるので、自然と集中して学習することが可能です。また、わからないところは何度も視聴して理解するまで学習出来るので効率的な学習も期待できます。
このように、指導方針や設備が予備校によって様々です。自分のスタイルに合致した予備校を決めることで、より効果的に学力が身につくので、是非参考にしてください。
お茶の水ゼミナール
お茶の水ゼミナールは、東京都、埼玉を中心に学生が通う予備校です。浪人生が在籍していないのが特徴で、現役生だけで学生が構成されています。また、無料体験講座も定期的に開催しているので、進級するタイミングで入学を検討することが出来ます。
少人数制度の実施
100人以上収容出来る教室で講義を行うのではなく、20〜30人と人数を決めて授業を展開しているのが、お茶の水ゼミナールの特徴的な講義スタイルです。少人数クラスを採用することにより、講師に質問をしながら講義を展開することも可能にしています。
また、講義以外でも講師室に生徒が質問をしに行きやすいように、講師室はオープンスペースになっています。そのため、不明な点があればいつでも講師に質問を直接することも可能です。
フリー自習室の設置
通常、予備校に授業がない日に足を運ぶことはありませんが、授業のない日でも自習することができるように、フリー自習室を設けています。ただ自習室を解放しているだけではなく、入試の過去問集があるので、入試問題を購入しなくても、自習室を活用することで学習することができます。