利用したことのない方には「予備校」って何?何を学べるの?といった疑問があるのは当然かもしれません。こちらでは予備校について、実際に通った時のイメージができる、いろいろな基礎知識を掲載しています。
予備校ってどんなトコ?
予備校って何?
一般に予備校は「大学入試に受かるため」の学校というイメージがありませんか?
実際には違います。大学入試だけでなく、司法試験、医師免許や看護師などの国家試験、公務員試験、高卒認定試験など、およそ"資格"と名のつくものはほぼ、資格合格を目指すための学校=予備校があります。それぞれの予備校では受験生に対し、その試験の情報をはじめ、学習の仕方、試験対策方法を教えます。
こうした予備校の中でも最も利用者が多いのが「大学受験予備校」ですので、予備校と言えば大学入試対策のための学校を思い浮かべるのかもしれません。
大学入試予備校は大小全国各地に数多く存在しています。教育システムも様々で、マンツーマンから、大人数でのクラス制の授業を行う学校まであります。経営規模も全国展開している大手の予備校から地域密着型の予備校まで、多種多様に存在しています。
なぜ予備校に通う?
大学入試や資格試験に共通することですが、それぞれに独特の試験内容や出題のパターンがあります。それを分析し試験に受かりやすく指導してくれるのが予備校です。大学入試では各大学の試験難易度も違うため、高校の勉強だけではその出題範囲をカバーできないケースもでてきます。そこで受験ノウハウのある予備校が非常に役に立ちます。
小中高での学習では、勉強以外にも様々な知識や教養を身につける目的もあります。音楽・芸術・家庭科・体育なども幅広く学びますから、受験勉強だけに注力するわけではありません。
予備校の授業は試験の合格だけを目指し、ムダを省き効率的に勉強していきます。要点を絞った受験勉強を進めることができ、合格への最短距離を進むことができるというわけです。