予備校にはいろいろな種類があります

一言で「予備校」と言っても実は様々。大学入試はもちろん、弁護士や税理士などの士業を目指すため、高卒認定を受けるためなど、目的別にたくさんの予備校があります。予備校を大きく分けるとするならばひとつは「進学予備校」、もう一つは「各種資格試験予備校」です。こちらではそれぞれの特徴がわかります。

進学予備校

進学(受験)予備校は、大学受験予備校とイコールです。各大学の入学試験対策に特化し、入試情報などを多く持っています。利用者は現役高校生から高卒生など、大学入試を目指すすべての方が利用できます。
最近では大学院受験や編入学試験に特化した予備校もあり、利用者のニーズに対応しています。

各種資格試験予備校

司法試験予備校

非常に難しい試験として有名な司法試験は、裁判官、検察官、弁護士になるために必要な国家試験です。一回で合格できるケースは稀で、独学だけでは困難な部分が大きいので、司法試験を専門に扱う合格のためのノウハウを持った予備校が重宝されています。

公務員試験予備校

公務員や教員の採用試験を専門にしている予備校を公務員試験予備校と言います。出題範囲が広く、難易度の割に一定量の試験勉強と対策が必要となります。また出題パターンが毎年に通った傾向があり、そういったパターンを分析・把握している予備校のニーズがあります。

高卒認定予備校

いわゆる「「高等学校卒業程度認定試験」(旧大検)に合格することを目的に設立された予備校です。高校卒業者と同じ学力を身に着けているかどうかを試験で見られるため、教科書レベルの基礎的な学力をカバーできる学力を身に着けられる高卒認定予備校が貴重な存在となっています。最近では高卒認定試験だけでなく、大学・短大・専門学校などへの入学までを目指すカリキュラムを提供している予備校もあるようです。