合格までの学習スタイルは人それぞれです。こちらでは学習スタイルに合った、予備校をピックアップします。受験勉強をより効率的に進めていくための自分にあった方法を探してみてください。
学力レベルに合わせて丁寧に指導してほしい・・・
わからないところを気軽に先生に質問したい・・・
何でも相談できる落ち着いた環境で勉強したい・・・
こういった希望がある方は、個別指導型や少人数制の予備校向きです。
学力レベルに合わせた指導
学力レベルに合わせて丁寧に指導してほしいタイプ
個別指導型のメリット
集団での授業は一律の学習ペースで授業が進んでいくため、そのペースが合っていない人には学習効果が得られません。そういったデメリットを個別指導型の予備校は補ってくれます。自分の学力レベルに合わせてもらえるのはもちろんのこと、理解のペースにも合わせて、徹底的にわかるまで指導してもらえます。ライバルや友達と一緒に勉強するよりも、学習に対する効果と効率を重視する方むけのスタイルと言えます。
個別指導型のデメリット
究極の学習法ともいえるはずの個別指導型には3つのデメリットがあります。一つは、授業料が高額になるという点、もう一つは講師のクオリティの問題、三点目が場当たり的指導になりがちな点です。大学受験のプロフェッショナルとして指導してくれる先生ならよいのですが、大学生がアルバイトとして指導を行っているケースも多く、先生が質問に答えられないということもあるようです。また、本人に合わせて指導すると言えば聞こえは良いですが、裏を返せばカリキュラムがないとも言え、試験までに間に合わない、場当たり的な指導になってしまうこともありますので、十分な注意が必要です。
少人数予備校のメリット
大教室での授業は先生の講義を一方的に聞くだけになり、受け身の授業スタイルです。その点、同じ集団形式の授業であっても、少人数であれば先生が授業中に生徒を当ててやり取りするなど双方向型の授業が可能になります。大教室の授業では、先生が一人ひとりの生徒の学力を把握することは不可能ですが、少人数であればそれが可能なので、より適切な授業が期待できます。また、分からないことを質問しやすかったり、授業に集中しやすいのは大きなメリットです。しっかりとレベル分けがされている少人数予備校であれば、個別指導に近いメリットが得られるでしょう。
ライバル達と競い合って勉強したいタイプ
大手予備校のメリット
同じ大学や難易度の学校を受験する際、強い味方になるのがライバルたちです。彼らと競い合いながら学習を進めればより効率的・効果的に学習を進められます。席を並べて彼らと勉強し、刺激を与え合いながら、時に熱くなりながらお互いを高めあいましょう。そうした場所はあなたにとって最高の学習環境になるはずです。
何でも相談や質問ができる環境で勉強したいタイプ
個別指導塾・少人数予備校のメリット
授業中に一番質問しやすい環境が個別指導型の授業です。そこまででなくとも、少人数予備校であれば、先生との距離が近いので、よほど内気な人でなければ問題なく授業中に質問することができます。 大学受験においては、勉強内容の質問だけでなく、進路に関する悩み相談に乗ってほしいというニーズも高いです。このような悩み相談には、進路指導専門のスタッフがいる予備校を選ぶことをお勧めします。進路指導専門のスタッフは、個別指導塾より予備校の方が専門性が高く入試情報に精通しているということが言えるでしょう。
個別指導塾・少人数制予備校のデメリット
他の学生たちとの学力や到達度合いがはかりにくく、自分の実力が客観的にわかりづらい点です。ライバルたちと常に比較される環境とは真逆ですので、負けず嫌いな方にとってはこのような学習環境は逆にデメリットとなる可能性を秘めています。
それ以外、あくまでライバルは自分という意識の方は、マンツーマンあるいは少人数制の授業スタイルが最適です。