【受験対策】高校生はいつから予備校に通うのがベスト?

高校生活を楽しむ一方、大学受験を見据えて予備校や学習塾に通い始めるタイミングに悩む人は多いのではないでしょうか。そこで、高校生の皆さんに予備校や学習塾に通っているのか、また、いつから通っているのかをリサーチしてみました。

高校生はいつから予備校に通うのがベスト?

予備校と学習塾の違い

まずは予備校と学習塾の違いを見てみましょう。
学習塾は一般的に、学校の授業や定期テスト対策などの学習指導を行います。苦手科目の克服や、成績を向上させることを目的としていますので、推薦入試や内部進学を希望している受験生に向いていると言えるでしょう。
一方で予備校は、大学受験の対策を中心に指導します。つまり大学受験を成功させるための学校であり、入試で高得点を得るためのテクニックやコツなどを学ぶことができます。受験対策に特化しているため、高校の授業を理解している前提で指導が進められます。
塾の中には大学受験に特化した進学塾もありますが、受験対策には予備校のほうが向いているといった傾向があります。

予備校・学習塾に通っている高校生の割合は?

それではどのくらいの高校生や受験生が塾や予備校に通っているのでしょうか。現役生(高校在学生)のデータを見ると、46.2%の人が「通ったことがある」という結果が出ています。つまり受験生の約2人に1人は、高校の授業以外での受験対策を行っているということで、すなわちライバルの約半分が何らかの受験対策をしているということになります。
しかしながら半数以上の人が予備校や塾に「通ったことがない」というデータも出ています。このことから、希望する大学に進学するためには、必ずしも予備校や学習塾に通わなければいけないことはないということが読み取れます。

高校在学中の通塾状況

予備校、学習塾に通ったことがある 42.60%
予備校、学習塾に通ったことがない 57.40%
高校在学中の通塾状況比較
高校在学中の通塾状況の割合を示したグラフ

3割以上の高校生が「1年生」から予備校・学習塾に通っている!

予備校・学習塾に通っている人は、いつ頃から通い始めるのでしょうか?
調査によると、「予備校・学習塾に通っていたことがある」人のうち、何と約35%が「高校1年生から」通い始めているという結果が出ています。つまり高校受験を終えた直後に、大学受験対策をスタートしている人が少なからず存在するのです。このデータを見て「もしかしてすでに通い始める時期を逃している?」と不安な思いになる人もいるかもしれませんね。
でも、安心してください。高校生が予備校・学習塾に通い始める時期で一番多いのは「高校3年生から」です。高校2年生の終わり頃から大学受験を意識し始め、高校3年生の春に受験生となり、「そろそろ受験対策をはじめないと…」という気持ちで予備校を探し始めるのではないかと考えられます。3年生になるまで部活やバイトなどに打ち込んで、3年生になってから予備校や学習塾に通い始め、合格したという人もたくさんいます。
それでは、受験勉強はいつから始めれば良いのでしょうか。それは、志望校の合格ラインの成績に達するために自分に必要な学力を認識し、学力向上までにどのくらい時間がかかるのかを逆算して、スタートする時期を決めることがベストだと言えるでしょう。
さらに大学受験は、現役生だけでなく浪人生という手強いライバルも加わります。そのためしっかりとした勉強計画を立てて、少しでも早くスタートすることが優位性に決定的な影響を与えるのではないでしょうか。

予備校に通い始める時期

高校1年から 35.10%
高校2年から 24.40%
高校3年の4月〜6月 20.10%
高校3年の7月〜9月 10.30%
高校3年の10月〜12月 4.50%
高校3年の1月以降から 0.80%
夏期講習、冬季講習のみ 4.80%
予備校に通い始める時期
予備校に通い始める時期の割合を示したグラフ

一人では難しい勉強計画も、予備校を活用すると◎

志望校の入試スケジュールなどから逆算した勉強計画を一人で考えるというのは、なかなか難しいものです。計画を立てて、志望校に見合う学力を確実につけたいと願うのならば、大学受験に特化した予備校を検討してみるのもいいかもしれません。
「でも、自分に合うかどうか分からない…」という人には、実際に授業を体験できる無料体験がありますので、一度体験することで学校の雰囲気を掴むことができるでしょう。

学習計画のサポート体制が充実している予備校をピックアップ!

どの予備校も、入学してから合格までの学習計画を立てて受験勉強を進めます。その際、「より勉強に集中しやすい」サポート体制があることが、実力をつけるうえで重要なポイントになります。
例えば、勉強内容につまずいた時にレベルに合わせた時点に戻って柔軟に指導してくれたり、より学力が向上するための環境を整えたりといったことで、モチベーションや実力は向上しやすくなるでしょう。

合格を左右する、充実したサポート体制とは

どの予備校も、入学してから合格までの学習計画を立てて受験勉強を進めます。その際、「より勉強に集中しやすい」サポート体制があることが、実力をつけるうえで重要なポイントになります。
例えば、勉強内容につまずいた時にレベルに合わせた時点に戻って柔軟に指導してくれたり、より学力が向上するための環境を整えたりといったことで、モチベーションや実力は向上しやすくなるでしょう。

学力レベルに合わせた専用のカリキュラム

受験予備校では最初に、第一志望に合格できる学力と自分の学力を比較して、どのように勉強を行えばよいかを分析し、その人専用の学習計画(カリキュラム)を立てます。
これは全ての予備校で行われているわけではなく、自分のレベルに合わないクラスに編入してしまったり、大人数での授業でついていけなくなったりしてしまうといったケースもあります。自分の学力をきちんと把握して指導を行ってくれる予備校を選ぶと、その後の学習がぐんと楽になります。

困ったときのフォロー体制

受験生活でぶつかる、様々な困難をサポートしてくれる体制も大切です。
たとえば学習面では、学力が思うように伸びないといった壁にぶつかることもあるでしょう。その際に、しっかりと指導を行ってくれる授業や個別指導が用意されていると、困難を突破しやすくなります。
勉強以外では、受験に向けた1年間の過ごし方のアドバイスを行ったり、常に変化する入試情報をいち早く提供したりといったフォロー体制が充実していることも重要です。

どこでも勉強に集中できるシステム

放課後や休日、あるいは帰宅してからの時間を有効に勉強に使うことができる、さまざまなサポートによって、より質の高い受験勉強が行えます。
たとえば、自由時間に集中して勉強ができる静かな自習室や、自宅でも学習をスムーズに行えるような学習システムは、予備校の授業以外で学力を高めるための頼もしいサポート体制です。

講師の指導力だけでなく、こういったサポート体制もとても重要です。そこで、学習計画をサポートする体制が整っている予備校をピックアップしました。

四谷学院

四谷学院は、関東を拠点にしている予備校です。東大の合格者数だけを見ると、他の予備校よりも多くの合格者を排出しています。

「科目」ごとにレベルチェックしたクラス編成

四谷学院では、「科目」ごとにレベルチェックしたうえでクラス編成して授業を行うため、科目別に学力に合った授業が受けられます。
86種類※のきめ細かなクラス編成なので、自分のレベルにあったクラスがきっと見つかります。
※2018年度 高卒生コース

講師以外の「プロの担任」がサポート

科目別能力別のクラスを受け持つ先生と、55段階個別指導を行う先生の他に、進路指導を担当する担任を配した「トライアングル・サポートシステム」で、受験勉強だけでなく、受験生活もサポート。勉強以外の悩みも相談できます。

途中入学でも安心の55段階個別指導

カリキュラムでは、中学1年生レベルから東大レベルまで細かく段階を刻んだ55段階の個別指導を実施。そのため自分の学力にあったレベルの勉強から、無理なく始めることができます。
志望校から逆算したペース配分で行うため、途中入学でも安心して受験勉強をスタートできます。

  • 個別指導
  • 集団授業
  • 自習室完備
  • 寮あり
  • 担任制度
  • 進路指導
  • 推薦・AO対策
  • イベント
  • クラス分け

独自のダブル教育システムを実践する大学受験予備校
「理解力」と「解答力」を高めるダブル教育が魅力

四谷学院は、北海道から九州まで全国に28校を展開する大学受験予備校です。

  • どんな難問も対処できるダブル教育
    行ける大学ではなく行きたい大学を志望校として設定し、「本質を理解できる」科目別能力別授業と、「解けるまで教える」55段階個別指導で、生徒一人ひとりにきめ細やかな授業を行います。
  • 最新の傾向を分析したオリジナルテキストを使用
    クラスレベルに応じて最も効率よく学力が身につくテキストや、スマホ教材、マンガなど様々なツールを用意して学力をさらに高めます。
    四谷学院は本物の実力と対応力が身につく予備校です。

口コミ 実際に大学受験を受けた方の感想(※予備校比較ガイド調べ 2018年度の合格者)

  • 大人数授業だとモチベーションを保てるのか不安だったので四谷を選択。正しい勉強法を学べた。
  • 55段階で知識のヌケをとことん教えてもらえ、授業で問題を解くときの考え方を教わり、東大模試でB判定だった。

東進衛星予備校

東進衛星予備校は、有名講師による映像授業が特徴的ですが、自宅での学習サポートにも積極的です。

大学受験の「プロ講師」が行うわかりやすい授業

TVでも活躍する有名講師陣は、さまざまな出題の分析を行い、テストに向けての勉強を指導してくれます。
さらに、高校入門から超東大レベルまで揃った豊富なラインアップの通期講座を選択することで、自分の実力にあった勉強が行えます。

担任による合格指導面談を実施

合格指導面談は、生徒と担任が一対一で実施します。志望校合格から逆算して作成された合格設計図で目標を確認し、学習の進め方を共に考え、悩みに対してのアドバイスも行います。さらに志望校合格を果たした大学生の先輩が担任助手となり、日々の学習状況を確認していきます。

合格までサポートする学習管理システム

パソコン上で確認できる「東進学力POS」という学習管理システムにより、自宅でもテストなどの学習が行えます。

  • 個別指導
  • 担任制度
  • 映像授業

有名講師陣のIT授業を全国展開
北海道から沖縄まで有名講師の授業が受られる予備校

東進衛星予備校は、全国約800校の教室で、大学受験のプロである実力派講師陣の豊富な授業を、映像配信で受けられるフランチャイズの予備校です。

  • 短期間で効率よく学力を高める学習システム
    90分×20回の映像学習で学力基盤をしっかり固めます。高速学習により、最短2週間〜3ヶ月以内で、1年分の学習内容を終了することが可能。自宅のパソコンやスマホでも授業をうけることができます。
  • 担任による指導も充実
    生徒一人ひとりに担任がつき、個別の「合格設計図」を作成。さらに合格指導面談で、最適な学習方法を一緒に考え、志望校合格までリードします。
    各講座の1回目は無料受講が可能。全国どこでも同じレベルの授業が受けられることが強みです。
東進ハイスクール

口コミ 実際に大学受験を受けた方の感想(※予備校比較ガイド調べ 2018年度の合格者)

  • 良質な講師陣と担任助手の方々の温かい応援により、自分のリズムで勉強ができた。
  • 講師の授業を自分のペースにあわせて受講し、理解できないところは巻き戻すことは映像授業ならではの利点。

東京個別指導学院

東京個別指導学院(TKG)は個別指導で自分に合ったカリキュラムや勉強法が行える進学塾です。

1人ひとり専用の学習カリキュラム

カウンセリングで現状の学習レベル・状況を把握したあと、志望校のレベルに合わせた、1人ひとりオーダーメイドの学習カリキュラムを作成します。必要な箇所に絞って、効率的に授業を行います。

家庭学習もアドバイス

家庭学習に対してもアドバイスを行ってくれるため、家でどのように勉強したらよいのかがわかります。
また、現在の自分のレベルと志望校のレベルに合わせた映像教材が用意されており、教室や自宅で学力を高めることができます。

授業のない日でも通える自習スペース

いつでも自由に使える無料の自習スペースで、空いた時間に宿題や受験勉強ができます。さらに、手が空いている先生に勉強の質問もできるため、授業以外で学力を高めることも可能です。

  • 個別指導
  • 自習室完備
  • 担任制度
  • 進路指導
  • 推薦・AO対策
  • イベント

家庭教師と学習塾の長所をあわせた進学塾
一人ひとりの学力にあわせた完全個別指導が強み

東京個別指導学院(TKG)は全国に直営の247教室を展開する、個別指導が人気の進学塾です。

  • 完全個別指導
    講師と生徒が1対1あるいは1対2で、できるところまで戻って反復演習と解説をくり返す完全個別指導を行います。各教室平均20名以上の講師陣の中から、専門性の高い担当講師を科目ごとに選ぶことができ、時間割も自由に決めることができます。
  • きめ細やかなフォロー
    50種類以上の教科書や独自のテキストのなかから、通学している学校にあわせたきめ細かな指導を行います。さらに面談日数をニーズに合わせて調整するなど、保護者へのフォローも充実しています。

口コミ 実際に大学受験を受けた方の感想(※予備校比較ガイド調べ 2018年度の合格者)

  • 1人ひとりそれぞれに全く違った専用のカリキュラムや勉強方法を提供していて、丁寧に教えてくれた。
  • 予備校の宿題を家でやって、添削してもらってから解説ということを繰り返し、学習の効率が上がった。