【2018年】高2(新高3)生が予備校に通うのはいつから?苦手科目(単科)だけでも通える?

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「目指す大学に入学したい」
「難関学校を突破して、キャンパスライフを楽しみたい」
「どうせ受けるならば、最高の学校で授業を受けたい」
このように考える人も多いのではないでしょうか。

もちろん自分自身で勉強していくことも大切ですが、難関校を突破したいと思うのであれば、「予備校」「塾」が強い味方になってくれます。

今回は、予備校・塾に通うメリットと、その通い方について考えていきましょう。

難関大学を目指す人はいつから通い始める?

高校1年生~3年生までの4552名のマイナビ進学メンバーを対象として、マイナビが2015年の4月9日から5月15日までにとったアンケートがあります。
これは、「進学や進路について」「予備校・塾の通い方」「将来的なビジョンをどう考えるか」を見たものです。

このなかで非常に面白いのが、「高校1年生から今までの間で、あなたは予備校・塾に通っていましたか?」という問いかけです。
現在は教育にお金を掛ける人が増えてきましたから、「多くの人が通っている」と思う人もいるかもしれません。

しかし、実は「高校1年生から今までの間で予備校・塾に通ったことがない」という人は6割を超えています。
逆に「現在予備校・塾に通っている」と答えた層は、「今は行っていないが、昔は行っていた」と答えた層とあわせても、35.8パーセントでした。

ベネッセ教育総合研究所のデータでは、「中学3年生の段階で予備校・塾に通っていた」という人の割合は約60パーセントになっており、高校生の「通っていない層」とほぼ逆転しています。

また、こちらのデータでも、高校1年生で予備校・塾に通っている人の割合はわずか16.5パーセントという数字が出ています。
高校2年生の段階でも19.7パーセントと、20パーセントを切っていました。

だからといって、「ほかの人が予備校・塾に通っていないのだから、自分も通わなくても大丈夫だ」と考えるのは間違いです。
見方を変えるのであれば、「ほかの人があまり通っていない時期だからこそ、すぐにでも通い始めれば、ライバルを突き放すことができる」と言えるのです。

実際、予備校や塾に通っている子のうちの約半数にあたる50.8パーセントは、高校1年生からすでに予備校・塾に通っている、と言われています。
彼らに追いつくためにも、早めに予備校・塾に通った方がよいでしょう。

部活との両立は可能?

「受験勉強のために部活を辞めるかどうか」ということについては、多くの人が一度は考えることではないでしょうか。

部活は高校3年生の5月~6月くらいに辞める人が多いかと思われます。
ただ、夏のインターハイが終わってからという人や、場合によっては高校3年生の冬まで部活を続ける、という人もいます。

部活、特に強豪校であるのならば、これを行うことによって受験勉強のために割ける時間は少なくはなります。
単純に「受験勉強のための時間を確保する」ということだけを考えるのであれば、これを辞めた方が理に適っていると言えるでしょう。

しかし、ベネッセ教育総合研究所がとったデータで、非常に興味深いものがあります。

これは、「部活の加入状況によって、平日の家庭での学習時間は変わるのか」ということをアンケートにとったものです。
「ほとんどしていない」と答えた層は、以下のようになっています。

A 部活動を行っている・・・23.9パーセント
B 部活動をしていたがやめた・・・32.2パーセント
C そもそも部活動をしていなかった・・・27.3パーセント

B層よりもA層の方がよく勉強をしている傾向にあることがわかります。

もっとも、「3時間以上勉強している」と答えた層はC層がもっとも多く9.4パーセント、続いてB層の6.6パーセント、A層では4.2パーセントとなっています。
3時間以上の勉強時間を確保することは、「学校で学習をして、さらに部活動に打ち込んでいる生徒」にとっては物理的に難しいということもあるのでしょう。

このため、「毎日3時間以上という、かなり多くの時間を家庭学習に割く意欲がある」という生徒の場合はたしかに部活を辞めた方が勉強をしやすいという結果はあるものの、それ以外の場合は部活動に参加している人の方がむしろ勉強する意欲がある、ということが言えます。

何を優先すべきか、ということは人によって異なります。
ただ大前提として、受験のために人生があるのではなく、人生のために受験という手段があることは忘れてはいけません。

「受験に打ち込むために部活動を辞める」ということを本人が納得しているのならば別ですが、「まだ部活をしていたいが、勉強しなければならないから部活を辞めなければならない」という決断は、よくよく考えてから行うべきでしょう。

自分の気持ちに背いて行った決断は後悔となって残りますし、モチベーションを下げる理由にもなります。

予備校や塾に通い、勉強スケジュールを整えることで、部活動をしていても受験を突破することは十分に可能です。

出典:
<マイナビ進学メンバー対象>高校生のライフスタイル・興味関心アンケート
https://www.mynavi.jp/wp-content/uploads/2015/08/マイナビ進学「高校生のライフスタイル・興味関心調査」詳細データ.pdf
ベネッセ「調査データクリップ!子どもと教育」
http://berd.benesse.jp/berd/data/dataclip/clip0006/
ベネッセ「部活に入っているから勉強ができない」はウソだった!?
http://benesse.jp/kyouiku/201504/20150406-5.html

予備校・塾に通うメリットとは

「予備校・塾」には、自宅学習や学校での学習とは異なる、さまざまなメリットがあります。
それについて見ていきましょう。

経験豊富な講師やチューターに相談ができる

学校の先生は、どれだけ優れた先生であっても、「クラス全員が授業についてくることができ、わかりやすく、その学校のレベルに応じた授業を進める」という責務があります。
このため、ピンポイントの授業を望むことはできませんし、目指す学校の難易度とは一致しているとは言い難い授業が展開されることもよくあります。

また、分からないポイントを学校の先生に質問しようと思っても、行列になっていてなかなか質問に行きつけないということもあります。
進学校で、かつわかりやすく教えてくれる先生の場合、人気がありすぎて、教えてもらう順番待ちで数時間が経過してしまうことも……。

これは、学校教育が悪いというわけではありません。予備校・塾と学校ではそもそも教育の目的が異なるのです。

ただ、
「難関校を突破したい」
「わからない部分をすぐに聞いて解決してしまいたい」
「より自分のレベルにあった適切な授業を受けたい」
と考える人にとっては、学校だけの授業ではどうしても足りなくなってしまいます。

その点、予備校・塾ならば、自分のレベルや目的に合ったクラスが選びやすくなります。

また、基本的には予備校・塾の場合は学校のクラスよりも人数が少ないという特徴があります。
そのため、わからないことが出ても、先生をつかまえやすく、説明や解説を受けやすい環境を作ることができます。
学校の授業でわからなかったことなども聞けば、きちんと教えてくれることでしょう。

このような、「最適な環境下で学習できること」は、受験を考えている人にとって、非常に大きなメリットとなります。
また、上でも述べたように、「自分にあったスケジュール」「部活をしながら行う勉強方法」についても相談が可能です。

志望大学の情報をたくさん入手できる

学校でも、志望大学の情報を入手することはできます。

しかし予備校・塾の場合、さらに詳しく、「それぞれの大学の傾向と対策」を分析していたり、それに対するコメントをつけたりなどして、さらにわかりやすく、さらに整理されたデータを提供するようにしています。

また、「速報」というかたちで、その年のたった今受けたばかりのテストの解答も公開されるので、いち早く自分の立ち位置や自分の点数を把握することができます。
これは次の試験を受けるための大きな手助けとなってくれます。

また、ある程度有名な大学の場合、「その大学の出身の先生」に授業を受けたり、話を聞いたりすることもできます。
これは、「その学校の試験の傾向」を知るためだけでなく、「その学校の雰囲気」を知るためにも役立ちます。

受験勉強においてもっとも大切なもののうちの一つは「モチベーション」です。
実際にその学校に通っていた人の言葉を聞くことで、受験勉強にも取り組みやすくなることでしょう。

勉強を継続することが可能

受験勉強を乗り切るとき、もっとも大切なのは、「勉強するモチベーションを維持すること」です。

たった1人の自宅学習であっても、集中し、だれの手助けも借りずに、市販の教材だけで難関校を突破することのできる人というのも、たしかにいます。

また、学校の授業を聞いただけで、その応用までをも理解できてしまう天才肌の人もいます。
要点だけ知ることができれば成績が上げられる、ということで通信教育の教材があれば十分という人もいます。

ただし、このような人ばかりではありません。
むしろ多くの人が、「やる気のなさ」「自分のしている勉強方法は本当に正しいのだろうか」「間違った勉強をしていないか」「周りにだれもいないから、ついついさぼってしまう」といった悩みを抱えているのではないでしょうか。

予備校・塾は、このような人たちの強い味方となります。

まず、「自分の勉強方法が正しいのかどうか」「間違った方向に勉強をしていってはいないか」ということについては、経験豊富な先生やチューターがサポートしてくれます。

また、何よりの問題である「やる気のなさ」「さぼってしまう」という悩みも、予備校・塾ならば解決します。
周りの人が必死に勉強をしているなかで、1人でさぼって漫画を読める人というのはいません。
居眠りだってずっとしにくくなるでしょう。

このような「勉強への強制力」は、だらけてしまいがちな受験生を叱咤し、「勉強しなければならない環境」に追い込んでくれます。
また、何よりも、自室とは異なり、周りに「遊びに使える対象」がないため、強制的に教科書に向き合うことになります。

加えて、受験生同士で意見の交換をしたり、苦労を分かち合ったりすることもできます。
このようなちょっとした意見の交換やコミュニケーションは、つらく孤独になりがちな受験勉強生活を支えてくれるものです。

通信教育にも学校教育にも自宅学習にも、もちろん多くのメリットはあります。

しかし予備校・塾には、それらにないメリットがあるのもたしかです。
このなかで、「どれか1つだけの方法で勉強していかなければならない」と考える必要はありません。

予備校・塾に通っていても自宅学習は必須です。
学校教育で抱いた疑問点を予備校・塾で解決できれば、さらに理解は深まります。
予備校・塾で学んだ「要点」と通信教育で取り上げられる「要点」が一致しているのであれば、それはつまり「非常に出やすい問題だ」とも理解できます。

このように、予備校・塾とほかの方法を組み合わせながら、自分に合った勉強スタイルを組み立てていってください。

苦手科目(単科)だけ通いたい

予備校・塾と学校の大きな違いの一つに、「予備校・塾では、学びたい科目だけを集中的に学べる」というものがあります。

たとえば文系の大学を希望している場合、「現代文も古文も満点に近いけれど、英語の方が60点前後を行き来している」「答えがある科目は得意なのに、小論文になるとまったく点数がとれない」と嘆く人は決して少なくはありません。
この場合、「ピンポイントで、苦手な科目だけを予備校・塾で学ぶ」という方法が極めて有効です。

この方法をとれば、英語や小論文だけをプロの手ほどきの元でしっかり学んでいくことができます。

対して、国語などの得意な部分は、独学での勉強であっても充分に点数を維持することが可能です。
地力があるので、「どのように勉強したらいいか」ということも身についているからです。

また、予備校・塾はお金がかかりますが、この方法をとればそれほどお金もかかりません。
必要な科目を少ない時間で学ぶことができるため、無駄も出にくいというメリットがあります。

ただ、注意してほしいのは、予備校・塾は、「通えばよい」というものではないという点です。
予備校・塾は学校のときよりも積極性が求められるものですが、それでも、「家庭教師」とは異なるので、さぼろうと思えばさぼることができてしまいます。
そのため、予備校・塾に通う場合も「何を学ぶか」をしっかりと考えて学習に打ち込んでいくことが必要です。

正しい解き方を学び、疑問点を解消し、そしてそれを自分の力で解けるようにするために、予備校・塾はあるのです。

「ここに通えば、だれでも自動的に点数が60点上がる」というものではありません。
何より大切なのは、自分自身の「学ぶ意欲」なのです。



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