学力レベルがぴったりのクラスがある予備校探し
予備校で大切なことは、志望校への実績数や有名講師が在籍しているかということを重視している人も多くいますが実はそれ以上に大切なことがあります。
それは、自分の学力にぴったり合うクラスがあるかということです。
なぜ、学力が適している方が良いかというと次のような理由が挙げられます。
1. ハイレベルな勉強をしても、理解が追いつかない
いくら、有名校を目指すといってもそれなりの学力が必要になります。
ハイレベルな授業を受けて、自分で勉強すればそのうち学力が追いつくと思う人もいるかもしれません。しかし、理解するためには、土台が必要です。
そのためにも、今の自分の学力を客観的に考えそれにピッタリのクラスで勉強することが重要です。
基礎力をしっかり理解したところで、ステップアップして応用問題へ取り組む。これこそが最大の近道です。そのためには、自分のレベルに合った学習が必要です。
2. 勉強した気になってしまう
ハイレベルな授業を受けた時に、その時は先生の解説がわかりやすく理解した気持ちになります。
しかし、実はその時理解したと思っていても、学力が備わっていなければ理解した気分になっているだけです。この状態のまま放置しておくと、予備校で効果的に学習をしたということにはなりません。
3. 自分の学力を客観的に評価できる
東大を目指している人でも、苦手な科目があります。
そのような科目を克服するためには基礎力が必要です。
全ての科目で基礎力が必要な学生もいます。目標を高く掲げることは決して悪いことではありません。その目標の中で、自分がどの位置にいるのかをクラスで分かることができれば、受験までにどの程度勉強が必要なのか? ということが自ずと見えてきます。
このような理由で、適したクラスで勉強をすることでより効果的に受験勉強に集中することができます。
自分の合う予備校を選ぶ基準は、どのように設定する?
それでは、学力がぴったり合う予備校を選ぶためにどのようなことに気をつけるべきでしょうか。
1. コースの種類が豊富
予備校の受験コースでは、有名志望校を目指す応用クラスと、基礎的なところを学ぶ基礎力養成コースの2種類があります。
しかし、この2種類だけでは自分の学力がぴったり合っているかはわかりません。
予備校の中には、細分化させて生徒にぴったり合うコースを提供しているところもあります。細分化していれば、自分にぴったりのコースも見つかるので、豊富なコース設定をしている予備校を選ぶのも1つのポイントです。
2. 偏差値に合わせて指導方針が決まっている
予備校の中には、偏差値ごとに独自の段階を設定して指導をしているところもあります。
このような予備校では、指導方針がしっかり決まっているので、コースを選ばなくても、自分にぴったりのクラスと、指導内容を当てはめてくれます。
もちろん、学力が向上すれば指導内容も変更していくので、勉強をしながら自分の成長度を客観的に確認することができます。
このようなポイントを踏まえて、おすすめの予備校を3校紹介しましょう。
四谷学院
四谷学院は、科目毎にクラスが設定され55段階の個別指導が特徴の予備校です。
東大志望の受験生でも基礎クラスで勉強を
四谷学院では、いくら東大を目指している生徒でも、学力が要求する水準に達していなければ基礎クラスで勉強をするようなシステムを導入しています。
しかし、この制度は科目毎に適応しているので、得意科目はハイレベルのクラス、苦手科目は基礎的なクラスで学習することが可能です。
55段階のレベルでの基礎〜応用力の養成
学力を向上させるために、55段階の個別指導で生徒の学力を向上させます。
中1レベルの基礎的なものから、難関校レベルの問題まで幅が広いので、生徒は自分の学力に合わせた無理のない学習をすることが出来ます。
個別指導Wam
個別指導Wamは、完全個別カリキュラムの個別指導学習塾です。
生徒一人ひとりの学力レベルに合わせた授業で、確かな学習効果を生み出します。
「AI」と「人」による次世代の個別指導
個別指導Wamでは、生徒がどの問題を解き、どのように間違ったかを1問ずつ学習履歴として保存しています。その情報をプロ講師がAIを活用しながら分析し、指導法やカリキュラムを作成。従来の個別指導よりはるかにきめ細やかな個別指導で学習効果の最大化を実現します。
明光義塾
明光義塾は、個別指導の予備校です。
ここでは、生徒が理解力を深めるために独自の指導方法を展開し、生徒からの評判も高い予備校です。
オリジナルノートを活用した指導
明光義塾で使用するノートは、生徒が効果的に学力を身につけるために、復習をする時のポイントや、どのような勉強方法をした方が良いかといったことが細かく記載されています。このノートを使用して学習することで、理解力を深めることができます。
目標に合わせた指導法
生徒がどのような目標をもって予備校に通っているか、入塾時の面談をもとに、その目標達成に向けて指導を行います。
志望校に合格をしたいという目標だけではなく、将来英語力を身に付けたいといった将来に通ずる学力養成も視野に入れて指導をしてくれるので、受験だけで終わらない学力が身につきます。
お茶の水ゼミナール
現役生のための予備校で、浪人生がいないお茶の水ゼミナールでは、現役の大学生が講師として丁寧な指導をします。
科目ごとに講師が選べる
科目ごと講師を1人ずつ選ぶことができます。
この時、自分の学習内容に合った講師の選び方も出来るので、ぴったりの講師に指導してもらうことができます。また、一度決めた講師も途中で変更が可能なので、より専門的な指導をしてもらいと感じれば、別の講師に指導してもらうことも可能です。
志望校コースごとに作られた授業
志望校によって、受験対策が異なります。そのニーズに合わせたカリキュラムを組んで、授業を展開しています。
このように、予備校によって様々な指導方法があるので、自分の学力にピッタリ合ったクラスを提案してくれる予備校を選ぶように心がけましょう。