あてはまるとやばい!大学受験に落ちる人にありがちな7つの特徴

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大学受験に落ちる人の背後には、さまざまな問題が潜んでいます。そこで、今回は受験に落ちる人にありがちな、あてはまるとやばい特徴を7つ紹介します。

1.高校の授業をおろそかにする

高校の授業をおろそかにする人は、文字通りやばいほど高確率で大学受験に落ちる恐れがあります。特に、以下のケースに該当する人は要注意です。

・第一志望の高校に入って天狗になっている
・ワンランク下の高校やすべり止めの高校に入ってやる気を失っている

このような人は、慢心や自暴自棄が理由で高校のスタートから授業をおろそかにしがちです。しかし、高校では中学より学習する範囲も広がり、ハイレベルな内容を体系的に学ぶため、授業をおろそかにすると学年が進むにつれて授業についていけなくなります。

大学受験の問題は、高校の授業内容がベースです。高校の授業についていけない状態では、どの大学にも合格するのは難しいでしょう。そうならないためにも、大学受験のベースとなる高校の授業をまじめに受けることは不可欠です。

授業をおろそかにしないためには

授業前に予習をしておくことで、授業内容についてある程度の理解を深めることができます。教科書や参考書を使って、授業のテーマや基本的な知識を事前に学んでおくと、授業中により意味のある学習ができます。

授業中は、スマートフォンや他の娯楽を使わずに集中して授業に参加しましょう。教師の説明や授業内容に注意を向け、積極的に質問したり、メモを取ったりすることで授業の理解度を高めることができます。

宿題や課題は、授業の一環であり重要な学習機会です。遅れずに取り組み、自分で考えることや問題解決能力を養うことが大切です。時間管理をしっかりと行い、締め切りに追われないようにしましょう。

授業中や授業後にわからない点や疑問があれば、遠慮せずに質問しましょう。教師やクラスメートに対して質問をすることで、自分の理解を深めることができます。

学習や課題の時間を適切に管理することも重要です。予定や締め切りを把握し、スケジュールを立てて効果的な学習時間を確保しましょう。余裕を持ったスケジュールを組むことで、授業に十分に取り組むことができます。

授業では積極的に参加しましょう。発言やディスカッションに参加することで、自分の考えを深めたり、他の人との交流を通じて新たな視点を得ることができます。

授業外の学習にも取り組むことが大切です。教科書や参考書を使って補習や復習を行ったり、インターネット上の教育資源を活用することで、理解をより深めることができます。

2.授業やテストの復習をしない

授業やテストの復習をしない人も大学受験に落ちる確率が高いでしょう。高校の授業をまじめに受けるだけで大学受験に合格することは困難です。授業の内容や、テストで間違えた部分などの復習を行って、内容を頭の中に定着させたうえで、応用できるようにならないと大学受験問題には対応できません。

しかし、授業でわからなかったりテストで間違えたりした内容を放置したままの人は意外と多い傾向です。その状態で大学受験に臨めば解けない問題が続出し、レベルが高い大学ほど不合格になる可能性が高くなります。大学受験で合格を勝ち取るためには、高校の授業内容でわからないところやテストで間違えた部分などの弱点を極力なくしていくことが必要です。

復習は、その手段として非常に重要となるため、こまめに復習を行って弱点をなくしていきましょう。

効果的な復習のコツ

授業中やテスト勉強中には、重要なポイントや理解しづらい部分をメモしておきましょう。メモを取ることで、後で振り返りやすくなります。また、メモを取る行為自体が学習の集中を高める効果もあります。

復習は一度だけでは十分ではありません。復習計画を立てて、定期的に過去の授業内容やテストの問題を復習しましょう。スケジュールを立てることで、復習を怠らずに継続的に取り組むことができます。

授業やテキストの内容を整理するために、アウトラインを作成してみてください。メインのトピックやサブトピックを整理し、関連する情報をまとめることで、全体像がより明確になります。

理解を深めるためには、問題を解くことが効果的です。教科書や問題集から適切なレベルの問題を選び、繰り返し解いてみましょう。間違えた問題や解けなかった問題に重点を置いて取り組むことで、自分の弱点を克服することができます。

友人やクラスメートと一緒に復習を行うこともおすすめです。お互いに質問したり説明したりすることで、理解の確認や新たな視点を得ることができます。また、教えることで自分自身の理解度も深まります。

クイズや暗記カードを使って、重要な用語や定義、公式などを復習してみましょう。自己テストをすることで、知識の定着度や抜けている部分を確認することができます。

3.勉強の内容に偏りがある

「猛勉強したのに大学受験に落ちた」などと、嘆く人には勉強の内容に偏りがあることが多い傾向です。

<例>
・特定の科目は猛勉強したがその分他の科目の勉強が手薄になった
・暗記など特定の勉強方法に時間をかけすぎてしまった

このタイプの人は、受験科目が少ない私立大学や推薦入試の受験生に見られます。しかし、大学受験は高校で習うすべての内容から出題されることを忘れてはいけません。その範囲であれば、過去に一度も出なかった単元の問題が出る可能性もあります。

例えば、ある国立大学の2次試験では、物理の試験で過去にほとんど出たことがない単元から配点が大きな問題が出題されました。「その単元から問題は出ない」と高をくくって勉強をしなかった受験生の多くが、その問題を解けずに不合格となっています。そのような事例もあるので、内容に偏りのある受験勉強は非常に危険です。

また、近年は私立大学でも受験科目が増加傾向にあります。文系では数学、理系では国語の試験を新たに課す大学や学部が増えており、偏った勉強をする人にとっては不利な状況です。その背景には、私立大学でも学力に偏りがない学生を求める傾向が強まっていることが挙げられます。

大学受験で合格を手に入れるためにも、ぜひバランスの良い勉強を心がけたいところです。

4.現実から目を背ける

現実から目を背ける人も大学受験に落ちる可能性が高いでしょう。具体的に言えば、以下のようなケースです。

・結果が悪かったテストを放置する
・模試の判定が低くても気にしない
・受験が近いのに勉強しない

このような形で現実から目を背ける受験生もいますが、それで合格するほど大学受験は甘くはありません。まず、勉強をしない人はどの大学にも合格が難しく、仮に合格してもそれは本人が進学を望まないレベルの大学でしょう。

また、テストで間違えた部分を復習して弱点を克服しなければ、受験本番でも同じ間違いを繰り返して点を落とし、志望校に合格できない確率が高くなります。模試の判定については、必ずしも深刻にとらえる必要はありません。

しかし、あまりに悪い判定の場合は勉強方法の改善や志望校変更などの対策を講じないと全落ちする恐れがあります。受験準備期間には、数多くの「現実から目をそらしたくなること」が起こりますが、つらくても現実から目をそらしてはいけません。

現実を直視しながら「どこに問題があるのか」「何をどうやって改善すればいいのか」などを前向きに考えて、地道に問題点を改善していきましょう。

5.塾や予備校に行くだけで勉強した気になっている

受験生の中には、塾や予備校に行くだけで勉強した気になっている人がいますが、それは大きな間違いです。塾や予備校は、勉強や進路選択において受験生を強力にサポートする頼れる存在なことは間違いありません。しかし、受験生自身が強いモチベーションや明確なビジョンを持って主体的に受験勉強を進めていかないと、どれほど強力なサポートがあっても志望校への合格は難しいです。

塾や予備校に行っても、思うような結果が出ない受験生は、自分が受動的に塾や予備校に行っていないかどうかをよく考えてみましょう。また、「自分が受験の主役」という自覚を持ったうえで、塾や予備校のサポートを受けながら受験勉強を進めていくことが大事です。

6.生活が乱れている

大学受験に失敗する大きな要因として、生活の乱れも挙げられます。生活の乱れが原因で、体調を崩す受験生も意外と多い傾向です。特に、睡眠不足や暴飲暴食は心身に悪影響を及ぼしやすく、受験本番でコンディションが悪化する大きな原因となりかねません。猛勉強して合格できる学力を身につけても、受験当日に体調を崩せばすべて台なしです。

いつも通りの実力を出せないのはまだましなほうで、最悪受験そのものができなくなる恐れもあります。そのような事態を回避するためには、日ごろから規則正しい生活を心がけて十分な睡眠を取り、心身のコンディションを常に整えることが必要です。つい、だらだらとやってしまいがちなゲームやSNSは時間を決めて行い、心身のコンディションに悪影響が及ばないようにしましょう。

7.大学に行く目的があいまいである

大学に行く目的は、いったい何でしょうか?進学の目的があいまいだと受験勉強に身が入らず、残念な結果となる可能性が高くなるでしょう。長期にわたる大学受験準備期間は、以下のようなことも想定されるため、決して楽しいことばかりではありません。

・不合格への不安
・思うように成績が伸びない悩み
・他の受験生との比較で生じる劣等感
・勉強ばかりの毎日でたまるストレス
・親の過干渉・周囲の無神経な言葉で生じるストレスなど

そのため、心が折れそうになるときもあるでしょう。その苦しさを乗り越えて合格をつかむためには、受験への強いモチベーションを持つことが必要です。モチベーションを上手に維持し続けられれば、余計な不安や悩みに翻弄される可能性も低くなるでしょう。

ぜひ、モチベーションとなる何かを見つけたいところです。そこで、まず自分に以下のような問いを投げかけてみましょう。

・大学で何を学びたいのか?
・なぜ〇〇大学に行きたいのか?
・どんな大学生活を送りたいか?
・大学卒業後はどんな仕事をしたいか?

それらの質問に対して一つでも明確に答えを出せるものがあれば、その答えをモチベーションにできるはずです。ぜひ試してみてください。

大学受験に落ちる人には必ず理由がある

失敗した人に必ず理由があるように、大学受験に落ちる人にも必ず理由があります。本記事では、受験に落ちる大きな理由となりうる特徴を7つ紹介しましたが、思い当たる内容はあったでしょうか?もし、一つでも思い当たる節があれば、これまで行ってきた受験勉強のやり方や生活態度を見直してみましょう。

当たり前なことでも、意識して確実にこなすことで大きな力となります。具体的にどこを改善すべきかを丁寧に追及して、より一層大学合格へ近づけていきましょう。

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