【大学受験】モチベーションをアップし、維持する方法を大公開!

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「勉強しなくちゃいけないことはわかっているのに、つい他のことをしてしまう」「受験モードになかなかならない」「モチベーションが持続しない」――こういった悩みを抱えている受験生は多いはず。

1年先、2年先を見据えて、同じモチベーションで受験勉強を続けることはなかなか難しいものです。しかし、定期テストなどとは異なり受験は長期戦となります。そのため、モチベーションを維持できるかどうかが、勝敗を決するといっても過言ではありません。

ここでは、モチベーションを上げにくい理由やモチベーションを上げる方法、維持するためのコツなどをわかりやすく解説しています。モチベーションが上がらないと悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。

受験勉強のモチベーションを上げにくい3つの理由

モチベーションがなかなか上がらないのは、自分のせい――そう自責の念に駆られてしまう人もいるのではないでしょうか。実際のところ、最初からモチベーションが高い状態で勉強に取り組んでいる人は、あまりいません。「何とかやる気を出さなければ」とがんばって、勉強に取り組んでいる人がほとんどでしょう。

それでも、モチベーションが上がらないのには、何らかの理由があるのかもしれません。ここでは、受験勉強のモチベーションを上げにくい理由を3つ挙げて、解説しています。まずは、自分のモチベーションが上がらない理由を見極めるところから始めましょう。

受験勉強の目標がはっきりしていない

まず、「勉強をするための目標がはっきりしていない」ということは大きな理由の一つです。何を目的にすればよいのかわからない状態で好きでもない勉強を続けていても、やる気が出るはずがありません。

「どのような学部、大学に進みたいのか」という長期的な目標と同時に、数ヵ月単位の中期目標、数週間単位の目標を掲げてみましょう。段階をつけて目標を決めることで、受験までのイメージが明確になります。

最終的な目標に向けて、中期目標・短期目標を一つ一つクリアしていきましょう。

勉強してもなかなか成績が上がらない

「勉強しているつもりなのになかなか成績に反映されない」ということも、モチベーションが上がらない理由の一つです。成果が出ないまま、嫌なことを続けるのは誰にとっても難しいもの。

こういった場合の解決策は、「勉強することで理解できた」「点数が上がった」という実感を持つことです。模試や定期テストなど、中期的な目標の前に1週間に1度の小テストなどで点数を上げていきましょう。

こうした積み重ねが、モチベーションアップと成績アップにつながります。

受験勉強に専念するための環境が整っていない

「体調がすぐれずふらふらする」「睡眠不足で眠くて仕方がない」「勉強しようと思うのについついコミックに手が伸びてしまう」という人は、受験勉強に専念するための環境が整っていないのかもしれません。

勉強に集中するための環境が整っていないと、モチベーションは上がりにくくなります。モチベーションを上げるためには、まず体調を万全にし、睡眠時間を確保すること。さらに、勉強するスペースから不要なものをいったん排除するなどの環境整備が必要かもしれません。

もちろん、勉強の合間のストレス解消や気分転換はあってかまいません。ただ、勉強しようと思うたび、他のことに気を取られるようなら、それは勉強する環境としては整っているとはいえないでしょう。

「受験で合格する」という目標達成に、妨げになっていると感じるものは処分したり、制限したりするなどの工夫が重要となります。3食をきちんと摂り、睡眠不足にならないように気をつけながら、勉強する環境に目を配ってみましょう。

受験勉強のモチベーションを上げる5つの方法

受験勉強のモチベーションが下がってしまう原因を取り除いたあとは、モチベーションアップにつながる方法を試していきましょう。ここでは、モチベーションを上げてくれる5つの方法をわかりやすく解説しています。皆さんが挑戦しやすいものから順に試してください。

短期的・長期的な目標を具体的に定める

先ほど、長期的・中期的・短期的な目標についてお伝えしました。しかし、「1日に5時間勉強しよう」といった目標は、具体的なものではないため、なかなか維持しにくいのが現実です。

モチベーションを上げるためには、これらの目標を具体的なものにすることが大切です。「志望校に合格する」という最終的なゴールは変わりませんが、そのゴールに至る経緯をできるだけ具体的に想定していきましょう。

例えば、短期目標であれば「今日は数学の参考書の演習を4ページ分、古文の文法問題を2ページ分、英単語を10個覚えよう」といった具合です。中期目標であれば「次の定期テストの平均点を5点上げよう」といった感じで具体的に目標の設定をします。

ただし、設定する目標は現在の能力とかけ離れた内容では意味がありません。できるだけ現状の自分の能力で実現可能、かつ具体的な計画の立案を意識してみるようにしましょう。

成績アップのご褒美を決めておく

「テストで90点以上取る」「模試での偏差値を2上げる」「参考書を1冊終わらせる」といった中期目標の達成や成績アップのご褒美を用意することも、モチベーションアップに有効です。

ご褒美を設定するのは、達成するのがなかなか難しいものより、がんばれば何とかなるレベルの目標がおすすめ。ご褒美として受験勉強の息抜きをすることで、勉強のメリハリがつき、効率がアップする可能性もあります。

山を乗り越えるたび、リフレッシュできるという余裕が、勉強への集中力を生むのです。

自分より少し成績がよい人をライバルにして競い合う

「目標を決める」ということと少しリンクしますが、自分より少し成績がよい人をライバルに認定して成績を競い合うこともおすすめの方法です。ここでは、相手の人が自分をどう思っているかではなく、あなた自身がどう考えるかということが大事です。

つまり、「勝手にライバルと認定してよい」ということです。テストのたび、ライバルと競い合う気持ちで挑むほうがやる気が出ますし、モチベーションも上がります。

志望校や勉強のスケジュールを周囲の人に宣言する

志望校や勉強のスケジュールを仲間や家族、教師などに宣言することも方法の一つです。周囲の人に宣言してしまうことで、「何とかして成し遂げよう」という思いも生まれやすくなり、引くに引けない状況に自分を追い込むかたちにもなります。

「自分ではなかなかモチベーションを上げられない」という人が、半強制的にモチベーションを上げるための方法ともいえるでしょう。

勉強を始めることでモチベーションを上げていく

勉強しなければと思っていても、「なかなか参考書や教科書に手が伸びない」というときは、誰にでもあります。こういうときは、しぶしぶでも実際に勉強を始めることでモチベーションを上げられる可能性があるでしょう。

問題集とノートを開き、実際に解き始めると、「やった」「わかった」という興奮が生まれ、モチベーションが高まるというわけです。「短期目標で定めた分だけでも終わらせよう」ととりあえず机に向かう程度しかなかったやる気が、自然とアップする可能性もあります。

勉強を始めるか始めないかで悩んでいるときは、とりあえず机に向かって勉強を始めてみましょう。

受験勉強のモチベーションを維持するための3つのコツ

上述した方法でモチベーションを上げたあと、それを維持する方法としてはどんなものがあるのでしょうか。ここでは、受験勉強のモチベーションを維持するためのコツとして、3つの方法を解説していきます。

勉強時間を決めて毎日取り組む

モチベーションの維持に向けて、まずトライしてもらいたいのは、「勉強を習慣化する」ということ。毎日少しずつでも机に向かう時間を設けて、短期的な目標を達成していきましょう。

毎日勉強する習慣がつけば、ほんの少しずつでも成果が出てきます。成績も上がるでしょう。勉強する習慣が自信につながったり、モチベーションが上がったりするなど、良いサイクルが生まれるため、ぜひ毎日取り組むようにしてください。

一緒に勉強できる仲間を見つける

モチベーションを上げるために、ライバルと競い合う方法を紹介しました。モチベーションを維持するためには、ライバルとも思えるような仲間と一緒に勉強する環境を作ることも重要です。

真剣に勉強に向かい、励まし合える仲間、悩みを打ち明けられるような仲間を見つけられれば、お互い切磋琢磨することが期待できます。自分の部屋ではなかなか集中できない人は、こうした仲間と図書室で勉強することでモチベーションを上げることができるでしょう。

他にも、仲間が勉強している状況を確かめられるアプリなどを活用することもおすすめです。

勉強の成果を確認できるものを残しておく

中期的・短期的な目標を達成できたとき、「その成果を確認できるものを残しておく」といったことも、モチベーションを上げる方法として有効です。例えば、模試や定期テストの結果や、1冊仕上げた問題集、覚えてしまった参考書などを残しておきましょう。

受験勉強への不安が募ったときなどに、今までやってきたことを確認することで「これだけやってきた」「がんばってきた」という自信につなげることが期待できます。

まとめ

ここでは、受験勉強のモチベーションがなかなか上がらないと悩んでいる受験生の皆さんに向けて、モチベーションアップ、モチベーション維持につながる方法を解説してきました。まずは、自身の体調を万全にし、勉強する環境を整えることが大切です。

長期的・中期的・短期的な目標をより具体的に掲げ、励まし合える仲間と一緒に前を向いて進むことで、モチベーションをうまくコントロールできるようになります。ここで紹介したような方法を参考に、自分なりの方法を見つけ、日々の勉強に取り入れていきましょう。

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