大学受験が怖い!合格までの不安を減らして勉強に集中する方法8選
大学受験は、受験生にとって不安なものです。どれだけ勉強しても「不安」という人も多いでしょう。この記事では、集中して合格を勝ち取るために役立つ勉強方法や生活の工夫をご紹介します。大学受験の怖い気持ちを減らすために活用してください。
大学受験が怖いと感じる理由
どんなに勉強をがんばっても、本番で実力を発揮できなければ合格点に達しない可能性があります。例えば、以下のような不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。
・年末の模試で成績が下がった
・模試の合格判定が良くない
・受験日が迫ってきている
・思ったペースで勉強が進まない など
不調が慢性化していくと、「大学受験に落ちてしまうのではないか」と不安感が高まってしまうでしょう。推薦や総合型選抜を受験する人にとっては、テストに加えて面接も怖いものです。時には、涙が出たり手足が震えたりすることがあるかもしれません。合格することが過度なプレッシャーになれば、勉強にも集中できなくなるでしょう。
大学受験の怖い気持ちを軽減する8つの方法
受験が怖いと感じる場合は、不安感を抑えられるように、現状を分析して見直しを図りましょう。ここでは、大学受験の怖さを和らげるのに役立つ勉強方法や生活の工夫を8つご紹介します。
1. 勉強の段取りを明確化する
大学受験は、受験日が決まっています。まず、早い段階で以下の3つを押さえておきましょう。
・予習や復習のやり方
・授業中に集中すべきこと
・参考書やテキストの活用法
勉強方法を踏まえつつ、試験日から逆算して勉強のスケジュールを立てることが重要です。
志望校や得点を高めたい目標を決めたあとは、合格を目指して学習方法や進め方のペース、科目ごとの勉強時間などを配分していきます。やるべきことを踏まえて、いつ勉強するか時間配分ができれば、あとは自分なりの勉強方法を日々着実にこなすだけです。
やるべきことが見えているだけでも、大学受験が怖いと思う気持ちが和らぎます。なお、受験勉強は強制ではなく自ら行うものですが、自分だけで勉強方法を考えるのは意外に難しいことも少なくありません。受験勉強の計画立案に不安がある場合は、学校や塾などで相談してみましょう。
各科目を勉強する比率や今達成すべき目標、これから受講すべき講習内容など、客観的な視点から勉強の進め方のアドバイスがもらえます。
2. 勉強時間不足は5分の時間確保から
大学受験では、受験勉強の質も重要ですが一定以上の勉強時間も欠かせません。「あまり勉強ができなかった」と不安に感じている場合は、すきま時間を活用してみましょう。まず、5分の勉強時間を増やすことが大切です。
例えば、以下のように勉強した時間や内容を書き出すなどして、「自分はしっかりやっている」というスモールステップを評価しましょう。
・起きてすぐ10分勉強できた
・10日前よりも学習時間が増やせた
・歯を磨きながら年表を3行読んだ
・移動中の30分で動画コンテンツを1本視聴した など
それぞれの生活時間内で勉強できるように生活を見直すことが大切です。
3. 自分なりの最善を考える
受験の場合は、志望校の合格最低点でも定員に入れば合格です。学問に終わりはないものの、「一問も間違えない」「必ずいい点を取る」など、完璧にこだわりすぎると、プレッシャーから受験が怖くなってしまいます。苦手な分野や科目がある場合は、得意な教科で補いながら合格を目指すことも方法の一つです。
どのような戦略で合格を目指すのかは人によって異なるため、肩に力が入り過ぎていないか落ち着いて自己分析するように努めましょう。苦手な分野や科目がある理由には、以下のような原因が考えられます。
・知識不足
・解答時間の不足
・ケアレスミス
・理解力不足
・答案をまとめる解答力の不足
弱点領域の原因を分析することで、弱点の解消や自信につなげることが期待できるでしょう。
4. 覚えたことをアウトプットしてみる
勉強で知識をインプットしているだけでは、本当に理解しているか確かめにくいため、不安に感じてしまいます。受験の怖さを解消するには、アウトプットも大切です。覚えた内容をアウトプットすると記憶の定着度が上がります。ノートに書きだすだけでも構いませんし、過去問や模試を活用するのもおすすめです。
ただし、問題をたくさん解くだけでは苦手分野を克服することは難しいため、アウトプットだけを重視するのは良くありません。過去問や模試を受けて出題傾向を知ったあとは、必ず復習を行いましょう。大学受験の怖さを減らすためには、弱点の克服が不可欠です。問題を解いたあとは、苦手な問題の復習を行い、知識を定着させると自信につながります。
5. 気持ちを切り替える方法を見つける
「大学受験が怖い」という気持ちは、多かれ少なかれ誰でも持っています。緊張や不安は、自分が懸命に努力しているからこそ感じるものです。しかし、大学受験が怖いと感じたあと、「どのように考えて行動するか」は、人によって異なります。
「帰ってきた模試の結果がよくない」「受験日まであと○日しかない」という事実から受験が怖くなるのは仕方ありません。できるだけ早く冷静になることが重要です。例えば、以下のような方法で不安の解消を図ってみてはいかがでしょうか。
・不安なことをすべて書き出す
・誰かに悩みを相談する
・少しずつでも勉強し続ける
6. 本番だと思って模試を受ける
模試を本番と思って挑むようにすると、志望校の受験当日に緊張しすぎずに済む可能性が高まります。模試は、日程や受験者の多さ、志望校にあった難易度などを踏まえて選びましょう。志望校の入試に記述式がある場合は、慣れるためにも記述式の模試を受けておくのがおすすめです。
模試を大学入試の本番と思って挑み、受けたあとは復習を忘れずに行いましょう。模試の偏差値や判定は、そのテストを受けた母集団をもとに周囲の人と比べて自分がどの位置にいるかを示す相対的な値です。
また、偏差値は、現役生よりも浪人生のほうが高くなる傾向があります。そのため、模試の復習では、判定を気にしすぎず、教科や設問ごとの得点差に注目して復習を重視しましょう。模試で解けない問題があるのは仕方がありません。しかし、解けている人が多い問題を落としているような場合は再確認が必要です。
マーク式のテストで自己採点の点数と実際の成績に差がある場合は、「マークミス」「転記間違い」の可能性があります。判定結果に一喜一憂するのではなく、模試の結果から自分がどんなケアレスミスをしやすいか知っておくことも重要です。
7. しっかり睡眠をとる
適切な睡眠時間は、人により異なりますが、受験期には十分な眠時間の確保が大切です。必要な睡眠時間は年齢により異なり、一般的に10代では約8~10時間、成人以降は約6.5~7.5時間といわれています。大学受験では、プレッシャーから体調を崩す人も少なくありません。
まず、しっかりと睡眠をとり体調管理に努めましょう。寝不足の場合、日中に眠気を感じたり記憶力が減退したりします。受験に向かう意欲が低くなれば、それだけ試験を負担に感じてしまう可能性も高まってしまうでしょう。
このように、受験当日を万全な体調で迎えるには、日ごろの生活習慣が重要です。
8. 最後まであきらめない
受験勉強は、入試当日の休み時間まで行えるため、最後まであきらめない気持ちが大切です。
合格を勝ち取るためには「もし落ちたらどうしよう」と怖がるのではなく、「絶対に合格する」「合格して○○をする」という意思の力が欠かせません。
「勉強が間に合わないような気がする」と感じるのは思い込みでしかありません。模試の結果も当日の受験結果とは別のものです。模試の成績と実力の伸びは、必ずしも一致しないため、以前解けなかった問題がある場合は、きちんと解けるまであきらめず取り組むようにしましょう。
大学受験の怖い気持ちは日々の備えでやわらげよう
大学受験は、入試日が決まっているため、効率よく勉強しなければなりません。大学受験が怖い、努力が報われなかったらどうしようと思ってしまうことは、やむをえないことです。受験が怖いと感じる場合は、勉強方法と今何をすべきかを明確化して一つ一つ対策を実行していきましょう。
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