大学受験の勉強のやり方がわからない人必見!独学の是非やスケジュールの立て方を徹底解説
大学受験では、がむしゃらに勉強をするよりも、きちんと計画を立てて正しいやり方で勉強をすることの方が大切です。
間違った方法で勉強をすると、せっかくの努力が水の泡になってしまいます。
そこで今回は、大学受験勉強のやり方5ステップや独学の是非、いつから受験勉強を始めれば良いのかなどについてまとめました。
結論、独学も不可能ではないですが、推奨はしません。また努力次第では短期間で受験勉強を終わらせることもできますが、早く始めるに越したことはありません。
今回紹介する内容を知っているか否かで、あなたの大学受験勉強は大きく変わります。
記事を最後までチェックすれば、すぐにでも大学受験勉強を始めるための準備が整いますよ。
大学受験の勉強のやり方5ステップ
効率的に大学受験の勉強を進めたいのであれば、以下5つのステップをおすすめします。
- 1.志望大学を決める
- 2.学習スケジュールを立てる
- 3.得意を伸ばすのではなく苦手を潰す
- 4.間違えた問題を絶対に放置しない
- 5.定期的に過去問を解いたり模試を受けたりして現在地を確認する
それぞれ詳しく見てみましょう。
①志望大学を決める
大学は、日本に約800校あります。そして大学ごとに、偏差値や学部学科、試験方式は異なります。
まずはゴール地点となる「志望大学」を決めましょう。 志望大学を決めることで、あなたの目指すべきゴールが分かります。
例えばあなたの偏差値が現在50だと仮定しましょう。そこから偏差値55の大学を目指すのと、偏差値60の大学を目指すのとでは、ゴールの位置が変わってきます。
ゴールの位置が変われば、当然必要な勉強も変わってきます。
また志望大学を決めることで、試験日の把握が可能です。試験日が明確になれば、いつまでに受験勉強を終えなければならないかが分かります。
「とりあえず何か勉強を始めなきゃ」と焦る気持ちも分かりますが、まずは時間をとって志望大学を決めましょう。
②学習スケジュールを立てる
ステップ①で、志望大学と試験日程を確認しました。次にステップ②では学習スケジュールを立てます。
学習スケジュールを立てるには、あなたの現在の学力の把握が欠かせません。
偏差値60の大学を目指すと仮定して、あなたの現在の偏差値が50レベルなのか55レベルなのかでゴールまでの距離は変わります。
直近の模試の結果や過去問を解いた結果などから、あなたの現在の学力を確認しましょう。
以下3つの情報が分かって初めて、正しい学習スケジュールを作成できます。
- 志望大学(ゴールの位置)
- 試験日程(勉強ができる期間)
- 現在の学力(スタート位置)
「⚪️月〜⚪️月で基礎力をつける」「⚪️月〜⚪️月で応用力をつける」「⚪️月〜⚪️月で実践力をつける」のような形で大まかなスケジュールを立てましょう。
もちろん学習スケジュールは途中で変更になる可能性もあります。よってそこまで詳細に作り込む必要はありません。
③得意を伸ばすのではなく苦手を潰す
受験勉強では、得意科目ではなく苦手科目から手をつけるようにしましょう。
得意科目は、比較的楽しく勉強を進められますよね。しかしすでに90点取れる得意科目を100点に伸ばすよりも、 60点しか取れない苦手科目を80点に伸ばす方が時間も労力もかかりません。
そして苦手を伸ばす方が、点数の伸び幅も大きくなります。
受験科目が複数ある場合は「苦手科目を他科目と同じレベルに押し上げる」を繰り返して、全体的な学力の底上げを図りましょう。
苦手科目を他科目と同じレベルに押し上げるコツについては、次のステップで解説します。
④間違えた問題を絶対に放置しない
「受験勉強=ただひたすら問題を解くこと」ではありません。
「問題を解いて、間違えた問題の復習をして、次似たような問題が出題された際に解けるようになる」を繰り返すことで、点数は伸びていきます。
よって 間違えた問題を放置せず、必ず復習するようにしましょう。 問題数をこなすことも、知識を定着させる上では大切ですが、それよりも復習に時間をかけることの方が重要です。
間違えた問題があれば、必ず解答解説を見てください。それでも理解できなければ、参考書や教科書の説明を読み直してください。
覚えられたと思ったら、覚えた内容をノートに書き出してみて、本当に覚えられているかどうかチェックしてみるのも良いでしょう。
⑤定期的に過去問を解いたり模試を受けたりして現在地を確認する
- 苦手科目から優先的に取り組む
- 間違えた問題は放置せず復習する
上記2つを実践すれば、学力は確実に上がっていきます。
「前に解けなかった問題もそこそこ解けるようになったな」という段階で、定期的に過去問を解いたり模試を受けたりしましょう。
そうすることで、あなたの現在地が分かります。
ステップ②で、あなたの現在地やゴール地点をもとに、学習スケジュールを立てました。 過去問や模試を解くことで、ゴールまでの距離が縮まっているかどうかを確認できます。
距離が順調に縮まっているようであれば、それがモチベーションとなり、今後の受験勉強がさらに捗るようになるでしょう。
距離が思ったように縮まっていないのであれば、学習スケジュールの変更やゴール地点(志望校)の変更を検討しなければなりません。
いずれにせよ、定期的に過去問を解いたり模試を受けたりすることは、自分の現在地を知る上で重要です。
「大学受験の勉強のやり方5ステップ」を全て独学でこなすのは非現実的
大学受験の勉強のやり方として、以下5つのステップを紹介しました。
- 1.志望大学を決める
- 2.学習スケジュールを立てる
- 3.得意を伸ばすのではなく苦手を潰す
- 4.間違えた問題を絶対に放置しない
- 5.定期的に過去問を解いたり模試を受けたりして現在地を確認する
ステップ①やステップ②はなんとか自力で(独学で)実践できるかもしれません。しかしステップ③以降も全て独学で実践するのは非現実的です。
例えば苦手科目の勉強をしても、独学ではなかなか理解できないかもしれません。また志望大学や学習スケジュールの立て方も、独学だとなかなか分からないでしょう。
次の項目では、「大学受験の勉強のやり方5ステップ」を独学でこなすのが難しいと感じる方におすすめの選択肢を紹介します。
大学受験の勉強には塾・予備校がおすすめ
大学受験の勉強には、独学よりも塾・予備校がおすすめです。
例えば塾で苦手科目の講座を取れば、ステップ③の「得意を伸ばすのではなく苦手を潰す」は簡単に実践できます。
また塾・予備校では、定期的に模試が受けられるので、常に現在地を把握しつつ受験勉強を進められます。
ここでは、受験生に特におすすめしたい、以下2つの塾・予備校、そして塾・予備校のカリキュラムについてまとめました。
- 四谷学院の55段階個別指導
- スタディコーチの毎週の学習計画会議
それぞれ詳しく見てみましょう。
四谷学院の55段階個別指導
四谷学院の55段階個別指導は、1つの科目を55段階に分けて学習するシステムです。
55段階個別指導では、3〜5人の少人数クラスで「55テスト」というテストを解きます。解いたテストを提出して講師に採点をしてもらい、間違えた箇所は1対1で分かるまで解説してもらえます。
間違えた箇所について理解できたところで、次の級に進む仕組みです。
中学1年生レベルの内容から一歩ずつ学べるので、苦手科目の対策をしたい方にぴったりです。
最後の級では東大レベルにまで到達しますが、志望大学に合わせて目指すべき級を変えられます。
苦手な科目では55段階個別指導を受講して、それ以外の科目では集団授業を受講するといったスタイルがおすすめです。
55段階個別指導について詳しく知りたい方は以下の動画をチェックしてみてください。
関連記事:四谷学院はやめたほうがいい?予備校の特徴や口コミ・評判を解説
スタディコーチの毎週の学習計画会議
スタディコーチは、現役東大生・早慶生による学習サポートが受けられる塾・予備校です。
週1回60分の面談で、コーチと共に学習計画を立てたり、進捗確認を行なったりできます。
「できるだけ独学で受験勉強を進めたいけど、完全独学だと方向性が合っているか不安」という方におすすめです。
全国の高校生とZoomを繋ぐオンライン自習室も利用できるので、独学ならではの「周りに誰もいないからサボってしまう」という悩みも解決できます。
関連記事:スタディコーチの料金はオンラインも校舎も同じ!料金詳細や口コミ、他社との比較まとめ
上記2つ以外の塾・予備校に関する情報は、オススメ予備校一覧ページで詳しく紹介しています。
受験勉強はいつからで間に合う?
「受験勉強はいつから始めれば良いの?」「受験勉強はいつからで間に合うの?」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
その疑問に対する回答は「できるだけ早く始めるに越したことはない」です。
受験勉強を早く始めても遅く始めても、必要な勉強の量に変わりはありません。しかし当然、勉強期間が変わります。
受験勉強を始めるのが遅くなればなるほど、短期間でより多くのことを覚えなければならず、大変です。
例えば「腕立て100回」を1日でこなすのと、1日10回10日間かけて行うのとでは、後者の方が楽ですよね。
1日に長時間勉強できる自信があれば良いですが、そうでなければできるだけ早く、 今日からでも受験勉強を始めることをおすすめします。
まとめ
大学受験勉強のやり方5ステップや独学の是非、いつから受験勉強を始めれば良いのかなどについて解説しました。
大学受験勉強のやり方5ステップは以下のとおりです。
- 1.志望大学を決める
- 2.学習スケジュールを立てる
- 3.得意を伸ばすのではなく苦手を潰す
- 4.間違えた問題を絶対に放置しない
- 5.定期的に過去問を解いたり模試を受けたりして現在地を確認する
大学受験勉強の独学はおすすめしません。また受験勉強は早く始めるに越したことはありません。
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