長時間の受験勉強に集中できない! 集中力を高める方法教えます
受験勉強をしている時に、途中で集中力が切れて続かないことってありませんか?
受験勉強において集中力はとても大事で、集中して勉強をするとテンポよく進み理解も早まるので、結果的に効率よく学習することが可能です。
この記事では、受験勉強の集中力が途切れてしまう要因や集中力を高めて維持する方法、集中できる自習室があるオススメの予備校をご紹介していきます。
受験勉強の集中力が途切れてしまう要因とは
集中力が途切れてしまう要因はさまざま。
そこでここでは、どのような要因があるのか紹介していきます。
あなたにも当てはまるものがあるかもしれません。
スマホを気にしてしまう
集中力を持続させられない人が一番多いパターンは、「スマホが気になってしまう」ことです。
勉強中も手が届く範囲にスマホを置いていませんか?
近くに置いていない場合でも、通知音や電話など、音の鳴る状態だと気が散ってしまいがちです。
周りに誘惑がたくさんある
先ほどのスマホもそうですが、自宅で受験勉強をすると、テレビやゲーム、マンガなど誘惑がたくさんあります。
ちょっと休憩のつもりで見始めたのに、気付いたら数時間費やしている……なんてことも。
勉強時間を決めていない
無計画で勉強を始めてしまうと、ダラダラと勉強をすることになってしまいます。
勉強する内容はもちろん、勉強時間や休憩時間を決めていないと、メリハリもつけられません。
自分の好きな音楽を聴きながら勉強している
中には静かすぎると集中できないという人もいます。
集中するために音楽を聴くのはいいことですが、選曲によっては集中を妨げる要因にもなることも。
自分の好きな曲やアップテンポの曲は避けるようにした方がよいでしょう。
眠気に襲われる
勉強をしている途中で眠くなると、どうしても集中力が散漫してしまいます。
また、満腹状態も眠気が襲ってきてしまう要因になるので、勉強前後は食事量にも気をつけなければなりません。
睡眠不足は体にも悪いので、睡眠はしっかりとるようにしてください。
深夜まで勉強をする“夜型タイプ”の人は生活リズムが崩れてしまうので、夜はしっかり寝て、早起きして勉強する“朝型タイプ”に変えていきましょう。
集中力を高めて維持する方法6選
これまで集中力が続かない要因についてお話ししてきましたが、では、どうしたら集中できるのでしょうか?
ここからは受験勉強の集中力を高める方法を6つご紹介します。
学習環境を整える
まずは勉強を始める前に、机を片付けましょう。
机の上には必要な教材・ノート・筆記用具のみ準備します。
スマホ・ゲーム・マンガなど自分の好きなものは目に入るだけでも気が散ってしまうので、視界に入らない場所に移動させましょう。
スマホはマナーモードにしていても着信時のバイブレーション音が気になることもあるので、電源を切るか「機内モード」に設定するのがオススメです。
やることをリスト化する
いきなり勉強に取り掛かってしまうと何からやってよいのかわからず、集中力が途切れやすくなります。そうならないためにも、その日にやらなければいけないことを細かくリスト化しましょう。
例えば、「数学の問題集を10ページ進める」「英単語を50個覚える」など、科目や目安となる数字までリスト化すると、やるべきことがハッキリとします。
また、勉強の流れや終わりがわかるので、集中力も上がりやすいです。
あらかじめ、志望校合格に向けての目標や達成のために必要な学習計画を月単位・週単位・日単位に立てておくと、リストアップもしやすくなります。
教科や勉強の内容を変える
同じ教科や内容の勉強を続けると、集中力が下がりやすいです。
集中力が切れてきたら、計算などで手を動かす数学を挟んだり、暗記する内容を声に出したり書き出すことで、集中力の低下を抑えられます。
また難しい問題を解く時は、手を止めて頭でしばらく考えるようなこともあるでしょう。
考えているつもりが、いつのまにか「ボーッとしている」となった場合は、別の問題に取り掛かることをオススメします。
BGMやスローテンポの音楽を利用する
集中力が途切れてしまう要因のところで、「自分の好きな曲を聴く」ことについて挙げましたが、効果的な音楽もあります。
それは、BGMやスローテンポで自分の知らない曲を聴くことです。
特に、雨音や川のせせらぎ、鳥のさえずりなどの自然音をBGMとして流すことで、集中効果とリラックス効果の両方が期待できます。
適度に休憩をとる(ポモドーロ・テクニック)
人間の集中力には限度があります。
集中力が途切れた状態で勉強を続けても頭には入らず、「勉強をしているつもり」になってしまうのです。
だからといって、休憩時間も決めずに休んでしまうと、そのままダラダラと休んでしまい、勉強のやる気をなくしてしまうというケースもあります。
そんな時に実践してほしいのが、「ポモドーロ・テクニック」です。
ポモドーロ・テクニックとは時間管理術の一つで、タイマーを使用して時間を計りながら、25分の作業と短い休憩を繰り返すというもの。
具体的な手順は、勉強する内容を決める→タイマーで25分計りながら勉強に集中する→5分休憩するを1セットとして、これを4回繰り返し、4回目の休憩は15~30分の長めの休憩をとるようにします。
短い休憩では、机を離れてお茶を飲んだり、ストレッチや自宅を歩き回るなど軽い運動をすると、脳も活性化されるのでオススメです。
長めの休憩の時は仮眠をとってもよいですが、寝転がる体勢は熟睡してしまう可能性もあるので、イスに座りながら仮眠をとるようにしましょう。
勉強する場所を変える
どうしても集中できない時は、勉強する場所を変えてみると気分転換になります。自宅内でも自分の部屋ではなく、リビングに移動して勉強してみたり、図書館やカフェに行ってみたり。中でも、予備校の自習室は受験勉強に最適な環境が整っているので、オススメです。
集中したいなら予備校の自習室がオススメ
予備校の自習室は静かで集中できるのはもちろん、周りの人たちも勉強を頑張っているので、刺激にもなります。とはいうものの、どこを選べばいいのか迷ってしまうという人に、オススメの予備校をご紹介します。
駿台
駿台は、難関大学や医学部への現役合格者を多数輩出している大手予備校です。
授業は熱意をもった講師による「ライブ授業」が特長。
授業時間は50分と、ほかの予備校よりも短めに構成されているので、集中力を持続させながら理解を深めることができます。
自習室は個別ブースタイプと教室タイプの2種類あり、用途やその日の気分によって使い分けが可能。
個別ブースは、隣の机と仕切られているため、周りを気にすることなく、集中して勉強に取り組めます。
教室タイプは周りが見えるので、ライバルの勉強している姿を見て刺激を受けたり、試験本番と同じような雰囲気で勉強に取り組むことができます。
2020年度から全校舎に自動座席指定システムが導入されており、ワンタッチで座席の確保ができるため、空いている座席を探す手間もかかりません。
駿台公式サイト
四谷学院
四谷学院は「科目別能力別授業」「55段階個別指導」という独自のダブル教育が特長で、理解力と解答力を高めます。自分のレベルに最適なクラスで授業を受けられるため、途中でついていけないという心配はありません。
レベル診断テストが毎月実施され、自分の成績の伸びに応じて、上のクラスにチャレンジすることも可能。
四谷学院の自習室は快適なだけでなく、使用している素材にもこだわっています。
高級感が漂うチェリーレッドの木目が印象的なセパレートタイプの広い机には、目が疲れない専用のデスクライトを設置。イスはふかふかでやわらかいクッションチェアなので、長時間勉強をしていても、腰が痛くなりません。また、床一面には絨毯がひかれているので、歩く音さえも気にならないです。
座席数も多く、待ち時間なしでいつでも利用できるので、一日中、勉強に集中することができます。
四谷学院公式サイト
河合塾
河合塾は80年以上の指導実績とノウハウをもつ大手予備校です。
数多くの受験生を志望校合格へ導いてきた受験のプロフェッショナルが、わかりやすく丁寧に指導。
これまで培ってきたノウハウや最新の入試傾向を取り入れたオリジナルテキストが特長で、学力向上に最適な学習内容がまとめられています。
河合塾には学習タイプに応じて使い分けられる4種類の自習室があります。
「個別ブース型自習室」は、1つ1つの机がパーテーションで区切られているので、静かな環境で周りを気にすることなく、勉強に集中できます。
「オープン型自習室」は、勉強している人が目に入るため、ライバルの様子に刺激を受けながら集中したい人にピッタリです。
「開放教室」は、入試に近い緊張感の中で勉強に励むことができるため、試験本番さながらの雰囲気を体感できます。
「ラウンジ型自習室」は、カフェのような雰囲気で適度な雑音があり、友達と相談しながら勉強することも可能。休憩スペースとしても利用できます。
河合塾公式サイト
まとめ
集中力が途切れてしまう要因や集中力を高める方法を紹介してきました。
集中するには、まずはその要因を排除することが大切です。
集中力を高める方法をいくつかご紹介しましたが、人によって合う、合わないがあるので、いろいろな方法を試してみましょう。
きっと自分にピッタリな方法が見つかるはずです。
どうしても集中できないという人は、予備校に通って自習室を利用することをオススメします。
受験勉強のサポートも手厚いので、気になる予備校があったら、問い合せてみてはいかがでしょうか。
下記の「予備校比較ガイドがオススメする予備校一覧」も是非参考にしてくださいね。