大学受験の願書を取り寄せる方法は?願書を書く時や提出する際の注意点も解説

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大学受験においては、大学入試センターや受験を希望する大学に提出する入学願書(以下・願書)を提出する必要があります。受験生となる高校3年生や浪人生の場合、すでに願書を提出した経験があるかもしれません。しかし、高校1~2年生の中には願書の取り寄せ方が分からない人もいるでしょう。

そこで、本記事では大学入試の種類ごとに願書を取り寄せる方法や願書の書き方、願書を提出する際の注意点について解説します。

願書を取り寄せる時期

まずは、大学受験で受ける試験の種類別に願書を取り寄せる時期(請求時期)について説明します。

大学入試共通テスト

大学入試共通テスト(以下・共通テストと表記)の受験案内(願書)は、9月1日より配布されますが、願書を請求する人や請求の方法によって受付期間は異なるため注意しましょう。ここでは、例として2022年(令和4年)度受験案内の請求時期について紹介します。

<個人請求>
●大学の窓口で受領を希望する場合
 2021年9月1日~10月7日
●郵送を希望する場合(郵送料自己負担)
 通常発送:2021年8月2日~9月26日
 1~2日後に届く発送サービス:2021年9月1日~9月30日

<学校単位一括請求>
2021年9月24日まで

高校や予備校に通っている受験生は、高校や予備校が一括で願書を取り寄せるケースが多いでしょう。それ以外の受験生は、個人で願書を取り寄せることが必要です。

私立大学

一般的な私立大学の願書の配布時期は10月下旬です。しかし出願の締切日近くになると、願書の請求が殺到して取り寄せが難しくなるため、出願する可能性がある大学の願書は早めに取り寄せておきましょう。

国公立大学

一般的な国立大学の願書の取り寄せ時期は12月ごろです。こちらも締め切り間際になると願書の取り寄せが難しくなるため、早めに取り寄せましょう。

願書を取り寄せる方法

次は願書を取り寄せる方法について説明します。

共通テスト

共通テストの受験案内(願書)取り寄せ方法は、個人請求と学校単位一括請求とで異なります。

<個人請求>
●大学の窓口で受領を希望する場合は、事前に各大学の入試窓口担当に電話する
●郵送を希望する場合はテレメールまたは電話で請求の申し込みを行う

<学校単位一括請求>
●FAXまたはインターネットで請求の申し込みを行う

在籍する学校が一括で願書を取り寄せる場合は、自分で願書請求の手続きを取る必要がありません。

私立大学・国公立大学

私立大学や国公立大学の願書取り寄せ方法は、紙の願書による出願とWeb出願とで少し異なります。

<紙の願書で出願する場合>
紙の願書で出願する場合は、次の方法で願書の取り寄せができます。

●大学のホームページから取り寄せの申し込みを行う
●書店で願書を購入する
●大学の窓口で願書を購入する
●願書・資料請求サイトからテレメールなどで取り寄せの申し込みを行う
●在籍する高校や大学予備校で入手する

<インターネット出願の場合>
インターネット出願の場合は、次の手順で出願に必要な手続きや出願書類の取り寄せを行います。

1.出願に必要な事前準備を行う
インターネットに接続できるパソコン・スマホ、プリンターを用意したうえで、受験生本人のメールアドレス作成、PDFソフトのインストールを行います。

2.大学のインターネット出願サイトにアクセスして出願内容の登録を行う
通常は出願内容の登録後に指定の書類を印刷し、それが願書となります。大学によっては願書の記載もオンラインでできるケースがあるため、詳しくは出願予定の大学にお問い合わせください。

願書を書くときの注意点

多くの大学では、出願の際に紙の願書に必要事項を書いて提出する傾向です。ここでは、願書を書くときに注意すべき点を挙げていきます。

願書を書く際のルール

各大学の記入ルールに従って必要事項を記載しましょう。

・筆記用具は大学指定のものを使う
必ず各大学が指定する筆記用具を使いましょう。
※例:消しゴムで消せない黒のボールペン

・印鑑用のハンコはゴム印NG
印鑑用のハンコも注意が必要です。シャチハタなど印面(名前などが刻印されている部分)が変形しやすいゴム印はNG。三文判など固い素材のハンコを使いましょう。

・修正方法は大学の修正ルールに従う
記載ミスを修正する場合は、各大学の修正ルールに従います。

(例)
●二重線で消して訂正印を押す
●修正テープや修正液で消した上に書き直す

なお大学によっては記載ミスの修正を認めていない場合もあります。その場合は、念のため願書を出す大学に修正についての指示を仰ぐほうがよいでしょう。またそのような事態を防ぐために、白紙の願書を何枚かコピーして願書を書く練習をするのもおすすめです。

・願書に貼る写真は「証明写真」を使う
写真は、写真店やスピード証明写真機で3ヵ月以内に撮影し、各大学指定のサイズで現像した「証明写真」を使います。3ヵ月以内の撮影でも、スマホやカメラで撮った写真は避けましょう。

以上の点に注意しながら、各大学のルールに沿って正しく願書を記載することが大切です。

願書に添付する書類

願書に添付する書類の用意も必要です。出願にあたって必要となる添付書類には、以下のようなものがあります。

調査書

出願にあたって添付が必要となる書類が調査書です。在籍する(した)高校が発行する書類で、次の事項が記載されます。

●住所氏名などの個人情報
●出席日数
●学業成績
●学習の様子
●部活動
●ボランティアなどの特別活動
●資格や検定
●総合的な学習の時間の評価
●備考(その他特記事項)

以上の事項のうち、「学業成績」は現役生が3年1学期までの成績、浪人生は3年間全体の成績が調査書に記載されます。

卒業(卒業見込み)証明書

調査書と同じく必ず添付が必要な書類です。現役生は「卒業見込み証明書」、卒業生は「卒業証明書」を提出します。

大学入試共通テスト試験成績請求票

大学入試センターから届く受験票に同封されているシールです。国公立大学や私大の共通テスト利用入試を受験する場合、願書に貼って提出します。

推薦書

推薦入試を受験する場合、必要な添付書類です。(学校長の推薦書など)

志望理由書

いわゆる自己推薦書です。推薦入試で提出が必要となる書類ですが、一般入試でも提出を求められる場合があります。

奨学生願書

合格後に奨学金の給付を希望する人が提出する添付書類です。

受験料の支払を証明する振込控・払込控

銀行やコンビニの窓口、ATM、インターネット上で受験料を振り込む際に発行される控えのことです。窓口振込の場合は、窓口で受け取る控えを、インターネット振込の場合は支払い証明書類をプリンターで印刷したものを提出します。

以上で挙げた添付書類の多くは、申請から発行までに時間がかかる傾向です。出願に間に合うように、余裕を持って書類の申請を行いましょう。

願書や添付書類を提出するときの注意点

最後に、願書や添付書類を提出するときの注意点を挙げます。

提出期限の確認を行う

提出期限の確認は必須です。通常は提出期限日の消印が有効ですが無効のケースもあります。また、郵便局側のミスや天候状況によっては配達が遅れる場合もあるため、早めに提出しましょう。

送付方法の確認を行う

通常、郵送で願書を提出する場合は「簡易書留」または「簡易書留+速達」で送ります。また、インターネット出願の場合も調査書など郵送が必要です。ただ、送付方法は大学によって異なるケースもありますので、必ず個別に送付方法を確認しましょう。

不備のチェックを行う

願書に不備があると、願書が受理されません。提出前に願書の記載内容や添付書類、封筒の記載事項などのチェックを行い、不備がないことを確認してから提出しましょう。

以上の点を必ずしっかりとチェックしたうえで、早めに提出すれば安心です。

願書の取り寄せから提出までの流れを知って早めに対応しよう

願書の取り寄せ時期を知っておけば、受験直前にあわてて願書を取り寄せるような事態を回避できます。また、願書の正しい書き方や必要な添付書類、願書の提出時期や提出前のチェックポイントを知っておけばより一層安心して受験に取り組むことができるでしょう。今年の受験生はもちろん、これから受験生になる人も早めに受験の準備をすることが大切です。

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