大学受験当日に必要な持ちものは?宿泊に必要な持ちものもチェック

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大学受験当日に忘れものがあると、動揺してしまい試験結果に大きく影響してしまう可能性があります。そのような事態を未然に防ぐためにも、受験当日に必要な持ちものをギリギリになってから用意せず、早め早めに用意しておくことが重要です。受験前に必要な持ちもののリストを作り、時間にゆとりを持って用意できるものからそろえていけば、受験当日の忘れものを防げます。

本記事では、以下の4つの内容について詳しく解説します。

1 受験当日ギリギリに持ちものを用意してはいけない理由
2 大学受験当日に絶対必要な持ちもの
3 大学受験当日にぜひ用意しておきたい持ちもの
4 大学受験のために宿泊する場合に必要な持ちもの

なお、2~4の項目は持ちもののリストになっているので、スマホで写真を撮ったり手書きでメモを取ったりしてご活用ください。



1 大学受験に必要な持ち物をギリギリに用意してはいけない理由

大学受験に必要な持ちものを受験当日ギリギリに用意してはいけない理由は、以下の3つのような事態が起こりやすくなるからです。

忘れ物が出やすい

受験前日の夜や当日朝に、あわてて持ちものを用意するとチェックが甘くなり、それが原因で受験当日の忘れものが出やすくなります。

現金や交通系ICカードを忘れると受験に遅刻する恐れもある

電車やバスなどで受験会場に行く人が現金や交通系ICカードを忘れた場合は、取りに戻ったり歩いて受験会場に向かったりしなければいけないため、受験に遅刻する恐れがあります。

忘れ物があると安定した気持ちで受験に臨めない可能性が高くなる

受験当日、家を出てから忘れものに気づくと大きく焦り、安定した気持ちで受験に臨めない可能性が高くなります。特に、受験票など大事なものを忘れた場合は、動揺しすぎて受験問題が頭に入ってこないかもしれません。このような事態を招かないためにも、受験当日に必要な持ちものの準備では次のことを実行してください。

・必要な持ちもののチェックリストを作って前日に最終チェックを行う
・受験日専用のバッグを用意して、そこに持ちものを順次入れていく
・着替えなどの宿泊グッズは早い時期から用意しておく

以上のことを念頭に置きながら早めに持ちものの用意をはじめ、受験前日には改めて持ちものの最終チェックを行いましょう。それによって当日忘れもので焦る事態を回避でき、落ち着いた気持ちで受験に臨めるはずです。

2 大学受験当日に絶対必要な持ちもの

次は、大学受験当日に絶対必要な11の持ちものをご紹介します。

受験票

受験会場で必ず提示する重要書類です。万が一忘れた場合は、係員に申し出れば配慮してもらえますが、所定の手続きは必要となります。また、受験票を忘れたことで受験に悪影響を及ぼす恐れもあるので注意が必要です。

交通系ICカード、新幹線チケットなどの「乗車券」

公共交通機関を使う場合に絶対必要なものです。新幹線などの高額な乗車券を忘れると、家に取りに戻るはめになって遅刻する恐れがあります。

筆記用具

試験に必要な筆記用具を持参しましょう。主にはシャーペンや鉛筆、消しゴム、定規、ハイライトペンなどが一般的です。試験で使用することが許されている文房具を用意し、予備のものも念のため持っておくことをおすすめします。

現金

必要な場合に備えて、小銭やお札を持っていきましょう。飲み物や軽食を買うため、交通機関を利用するため、緊急時のためなど、現金が必要になることがあるかもしれません。小銭を用意しておくと支払いでもたつかずに済みます。

身分証明書

受験票と一緒に身分証明書(パスポート、運転免許証、学生証など)を持参しましょう。試験会場で身分確認が行われることがありますので、正式な身分証明書を用意しておく必要があります。

携帯電話

受験会場での携帯電話の使用は制限されることが一般的ですが、緊急時や試験後の連絡のために持参することが推奨されます。ただし、試験中は電源を切っておくことを忘れないようにしましょう。自然災害や事故など、不測の事態が起こった際の緊急連絡や生存確認手段の一つとして必要です。

雨具

天候が不安定な場合や移動中に雨が降る可能性がある場合は、折りたたみ傘やレインコートなどの雨具を持参することをおすすめします。試験前や試験後に濡れてしまうと体調を崩す可能性があるため、念のために準備しておくと安心です。

健康保険証またはそのコピー

万が一の怪我や体調不良の場合、病院や救急搬送が必要になることがあります。健康保険証またはそのコピーを持参することで、医療サービスを円滑に受けることができます。

持病やアレルギーなどのある場合、必要な薬を持参しておくことが重要です。万が一の緊急時に備えて、必要な薬を予備で持っていくことをおすすめします。ただし、試験中に服用が許可されている場合や、試験規定に従って服用する必要がある場合は、事前に詳細を確認しておきましょう。

腕時計

試験時間を把握するために、腕時計を持っていくことが役立ちます。ただし、試験規定によってはデジタル腕時計やスマートウォッチの使用が制限されている場合があるため、試験会場のルールに従って適切な腕時計を選びましょう。

これらの持ちものは、特に念入りにチェックしてください。 ただし、受験する大学や試験会場のルールによって要件が異なる場合がありますので、受験前に詳細な指示や案内を確認することも重要です。

3 大学受験当日にぜひ用意しておきたい持ちもの

次は、受験当日にぜひ用意しておきたい持ちものについてお伝えします。

ハンカチ・ティッシュ

ペーパータオルやエアータオルがあるトイレもありますが、ハンカチやティッシュはあったほうが便利です。

昼食

受験会場によっては、現地で昼食を買える場合もあります。ただ、昼休みは短いので、時間のロスを防ぐ意味でも昼食を持参または受験会場に入る前に購入しましょう。

地図・路線図・時刻表

行ったことがない場所に受験会場がある場合は、道に迷う確率が高くなるため、地図は必需品です。また、路線図や時刻表もあったほうが重宝します。多くの受験生は、スマホユーザーでしょうから、事前に地図アプリや時刻表アプリを入れておくとよいでしょう。

防寒具

受験シーズンは、温暖な地域でも寒さが厳しくなります。そのため、使い捨てカイロや、ひざかけなどの防寒具を持参したほうが安心です。

消毒用品

感染症予防対策として、アルコールのウェットティッシュや消毒スプレーを持っていると便利です。携帯に便利なカード型の消毒スプレーなどもあります。

予備のマスク

受験時に装着するマスクのほかに、予備のマスクも持参しておきましょう。また、マスクの形状によっては息苦しく感じるものもあるので、形状が違う予備のマスクを2~3枚持っているとすぐ交換できて便利です。

眼鏡

普段からコンタクトレンズを装着している人は、受験会場に眼鏡も持参しましょう。万が一コンタクトレンズを紛失した場合などにあると助かります。

お守りなど心の支えになるもの

お守りなど心の支えになるものを受験会場に持参すると、気持ちが落ち着く受験生も多いでしょう。

4 大学受験のために宿泊する場合に必要な持ちもの

大学受験会場が遠方にあり、前日から現地で宿泊する人もいます。ここでは、その場合に必要な持ちものを5つご紹介します。

乗車券

自宅から現地への移動で必要な新幹線や飛行機などの乗車券は早めに用意し、当日忘れずに持参しましょう。

着替え

宿泊する場合は、着替えも必要です。

体温計

多くの受験会場では、体温測定が行われるので、体温計は必需品ではありません。ただ、当日朝の検温用にあると便利なので、必要に応じて持参するとよいでしょう。

タイヤ付き小型スーツケース

宿泊時には荷物が増えて持ち運びが大変です。その対策として、タイヤ付き小型スーツケースを用意し、受験会場に持参するもの以外はスーツケースにまとめると持ち運びが楽になるでしょう。移動距離が長い人は、ぜひご検討ください。

以上の持ちものを忘れずに持参すれば、受験当日に落ち着いた気持ちで試験に望めるでしょう。

大学受験に必要な持ちものの用意は早めに始めよう

大学受験に必要な持ちものの用意は、早めに始めるに越したことはありません。現金が入った財布や生徒手帳など、普段から持参するものは直前の用意となるでしょうが、それ以外のものは遅くとも受験日または自宅出発日の前々日までに用意できるはずです。まずは、早く用意できる持ちものから順次バッグやスーツケースに入れ、受験日が近くなった時点で再度持ちものの最終チェックを行いましょう。

そのうえで、出発前日に普段使うものを入れて改めて持ちものチェックを行い、当日すぐ家を出られるようにしておくと安心です。

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