受験生のスマホ封印はいつから?やめられない時のおすすめアプリ&グッズも紹介

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受験生なのになかなかスマホを見るのをやめられないと、焦りますよね。

どうしてもスマホの誘惑に勝てないときは、鍵のかかる箱に入れてしまうのも1つの手です。しかしそれ以外にも、スマホの誘惑に打ち勝つための方法はあります。

今回は、そもそも受験生はスマホを封印すべきなのかについて解説します。すべきだとすればいつからが適切なのかと、スマホをやめられない受験生におすすめのアプリ&グッズ5選についてもまとめました。

スマホには使用者を依存させるための仕組みがいくつもあります。よってスマホをやめられないのは、あなたのせいではありません。

記事を最後までチェックすれば、受験生がこれからスマホとどう向き合えば良いのかが明確になりますよ。

そもそも受験生はスマホを封印すべき?

受験生とスマホの関わり方には、以下のような選択肢があります。

  • 自力でコントロールする
  • 特定の時間のみ封印する
  • 完全に封印する

スマホには、受験において悪い面のみならず、良い面もあります。

例えばインターネットを使えば、分からない問題を簡単に調べられます。受験勉強に役立つスマホアプリもあるでしょう。

よって当サイトとしては「受験生はスマホを封印するよりも、うまくコントロールすべきである」と考えます。

しかし全受験生がスマホを完全にコントロールできるとは限りません。

ここでは、スマホとの向き合い方に関する上記3つの選択肢について、詳しく解説します。

理想は自力でのコントロール

一番の理想は、スマホを自力で完全にコントロールできる状態です。

勉強時にはスマホの使用を完全にやめ、休憩時間に数分いじる程度であれば、なんの問題もありません。

しかし記事冒頭でもお伝えしたように、スマホには(スマホの各アプリには)、ユーザーに長時間使用させるための仕組みが満載です。

例えばYouTubeやTikTokのショート動画は、つい何十分も見てしまいますよね。自宅学習の休憩時に「5分だけ」と見たつもりが、30分や1時間経っていたなんてこともあるでしょう。

余程強い自制心がない限りは、自力でスマホをコントロールすることはできません。

どうしてもスマホの使用を制限したくないのであれば、塾の自習室のような、スマホを使えない環境に身を置くのがおすすめです。

理想は自力でのコントロール

出典:四谷学院

上図のように周りが黙々と勉強している状況でスマホを触ろうという気持ちにはなりません。またそもそも自習室内でのスマホの使用は禁止されているケースが大半で、見つかれば先生に叱られるでしょう。

大学受験におすすめの塾・予備校については「オススメ予備校一覧ページ」で詳しく紹介しています。

特定の時間のみ封印するのも選択肢の1つ

スマホは親や友達と連絡を取ったり、動画・SNS等を見てストレス発散や勉強の息抜きをしたりするのにも役立ちます。

スマホが手元にあるとつい覗いてしまう場合には、勉強中のみ封印するのも選択肢の1つです。

勉強をするときにはスマホを別の部屋に置いたり、後ほど紹介する鍵のかかる箱に入れたりしましょう。

「勉強時間だけスマホを封印する」という習慣を作ることができれば、スマホを使いつつも十分な勉強時間が確保できます。

しかしこの方法にも、強い自制心が必要です。どうしてもスマホを使いたければ、別の部屋に取りに行くこともできてしまいますからね。

また本来15分だった休憩時間が、30分、1時間と伸びてしまうことも考えられます。

意志が弱すぎる場合は完全封印も視野に

どうしても自力でスマホ使用をコントロールできないのであれば、完全封印を視野に入れましょう。

具体的には、親に預けたり、鍵のかかる箱に入れて別の場所に置いたり、そもそもスマホを解約したりする方法もあります。

完全封印してしまえば、スマホについて悩む必要はありません。

しかし今の時代、スマホなしでの生活は現実的ではありません。友人や家族と一切連絡が取れなくなってしまいます。

完全封印は最終手段として、後半で紹介するアプリやグッズをうまく活用しつつ、スマホと上手に向き合いながら受験を乗り切りたいところです。

「スマホを親に預ける」と紹介しましたが、大学受験において親ができることについては、以下の記事でまとめています。

関連記事:大学受験は親もしんどい!親のストレス解消法や親ができることを紹介

高校生のスマホ利用時間は1日平均6時間

令和5年度にこども家庭庁が実施した調査によると、高校生の平日のインターネット利用時間が1日あたり6時間を超えることが分かりました。

(出典:産経新聞 高校生のネット利用は平均1日6時間超、10歳の65%が専用スマホ こども家庭庁調査)

そしてインターネット利用の目的は、ほぼ全ての年齢で動画視聴が90%超と最多を占めています。

6時間を全て受験勉強の時間に充てられるとは思いません。しかし、スマホの使用をうまく制限できれば、1日2〜3時間ほどは受験勉強に充てる時間を増やせるのではないでしょうか。

また、周りがスマホを6時間使うなか、自制心だけで利用を1日30分や1時間に抑えるのは簡単ではありません。

よって完全封印とまではいかなくても、なんらかの制限を加えるべきであると考えます。

受験生のスマホ封印はいつから始めるべき?

受験生のスマホ封印は、早いうちから始めるに越したことはありません。早いうちからスマホの使用をコントロールすることで、受験勉強に充てられる時間の総量が増えます。

しかし、焦って最初からスマホを完全封印すべきではありません。一気に大きく環境が変わると、ストレスに耐えられないからです。

急激にダイエットをした方は、一度痩せられても大抵の場合リバウンドをしてしまいます。一方で少しずつダイエットをした方は、その後も体型を維持し続けられます。

受験生におけるスマホ使用もダイエットと同じです。

できるだけ早いうちからスマホと向き合い始め、少しずつ使用時間を制限していきましょう。そうすれば、ストレスを感じることなく、スマホを封印できるようになります。

スマホをやめられない受験生におすすめのアプリ&グッズ5選

スマホをやめられない受験生におすすめのアプリ&グッズ5選は以下のとおりです。

  • TickTick
  • Forest
  • アプリに時間制限の設定をする
  • タイムロッキングコンテナ
  • スマホロックボックス

それぞれ詳しく見てみましょう。

TickTick

TickTick

App Store / GooglePlay

「TickTick」は、スケジュール管理ができる無料アプリです。カレンダーに塾や勉強の予定などを詳細に記載することができます。

また「TickTick」には、ポモドーロタイマーの機能が備わっています。ポモドーロとは、勉強を25分ずつのセッションに分けて、その間に5分間の休憩を挟む時間管理術のことです。

このポモドーロタイマーを使えば「25分勉強をして、5分スマホを見て休憩」といったサイクルで受験勉強ができます。

25分で一度休憩をしなければならないので「今いいところだったのに」という気持ちが残り、それが後の勉強への原動力となります。

ポモドーロには向き不向きがあるので、一度試してみると良いでしょう。

Forest

Forest

App Store / GooglePlay

「Forest」は、木を育成して森を作っていくゲームアプリです。「え?スマホを封印したいのにゲーム?」と驚いた方も多いでしょう。

「Forest」では、スマホから手を離している時間に応じて、木が成長していきます。つまり木を成長させたければ、スマホを扱わずに別のことをしなければなりません。

木を育てたいという思いが強ければ強いほど、受験勉強に充てられる時間が増えるでしょう。

また「Forest」では、友達と一緒に木を植えて、一緒に育てることもできます。「昨日は俺が一番育てた」のように、楽しみながら受験勉強時間を伸ばせますよ。

アプリに時間制限の設定をする

アプリやグッズではありませんが、スマホの設定でアプリに時間制限を行う方法もおすすめです。

スマホの設定で、YouTubeやTikTokなどつい長時間見てしまうアプリに対して、時間制限をすることができます。指定した時間を超えると、パスワードを入力しなければアプリを使用できなくなったり、使用をやめるよう促すメッセージが表示されたりします。

例えば親にパスワードを決めてもらえば、自力でアプリの制限を解除することはできません。

スマホ自体を封印せずに、特定のアプリだけ利用を制限したいと考える方にはおすすめの方法です。

タイムロッキングコンテナ

タイムロッキングコンテナ

タイムロッキングコンテナ」とは、鍵をかけることができ、中にものを入れられる箱のことです。最大10日間、鍵をかけることができます。

サイズが大きいため、スマホのみならず、ゲームのコントローラーなどを入れておくこともできます。

受験勉強に集中するためにスマホを完全封印しても良いですし、帰宅後から翌日の朝まで使用して、帰宅後の勉強や睡眠時間確保のために利用するのもおすすめです。

スマホロックボックス

スマホロックボックス

スマホロックボックス」の機能は、先ほど紹介した「タイムロッキングコンテナ」とほとんど同じです。

しかしサイズが小さく、設定できる時間が5分〜24時間と短くなっています。よって持ち運んで、出先でスマホを封印したい場合におすすめです。

例えばカフェや図書館などで自習する際の使用に適しています。

また、スマホロックボックスは背面に穴があり、スマホのロック解除や電話への応答といった簡易的な操作のみできるようになっています。

まとめ

そもそも受験生はスマホを封印すべきなのか、するならばいつから封印すべきなのかと、スマホをやめられない受験生におすすめのアプリ&グッズ5選について解説しました。

紹介したアプリやグッズをうまく活用しながら、少しずつスマホを封印していきましょう。そうすればストレスなく、受験勉強に充てられる時間を増やせますよ。

スマホを使用できない環境に身を置いて、受験勉強に充てられる時間を増やしたいのであれば、塾の自習室がおすすめです。

大学受験におすすめの塾・予備校については「オススメ予備校一覧ページ」で詳しく解説しています。

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