【単純】子どもが塾に行きたくないと感じる理由5つと対処法3つ
子どもから「塾に行きたくない」と言われると、どう説得すれば良いのか悩みますよね。
結論、子どもの「塾に行きたくない」を解消するには、まず原因を知り、それに応じた対処法を実践することが重要です。
無理やり塾に連れて行こうとすると「塾嫌い」になってしまい、受験や学校での成績などに悪影響を及ぼします。
そこで今回は、子どもが塾に行きたくないと感じる5つの理由と、塾に行きたくないと言われた時の対処法3つをまとめました。
記事を最後までチェックすれば、子どもに塾に行ってもらうためのヒントが得られますよ。
子どもが塾に行きたくないと感じる5つの理由
子どもが塾に行きたくないと感じる理由は、大きく以下の5つがあります。
- 学校や部活、塾の両立に疲れたから
- 先生が嫌いだから
- 先生が怖いから
- 塾の授業についていけないから
- 塾をストレスに感じるから
それぞれ詳しく見てみましょう。
学校や部活、塾の両立に疲れたから
子どもは平日の午前から夕方まで学校に行っています。そして部活に入っている場合、学校終わりの数時間や土日を部活に費やすことになるでしょう。
そこに夕方以降の塾が加わると、子どものスケジュールはパンパンになります。
学校や部活、塾の両立に疲れて、子どもが「塾に行きたくない」と言い出すのです。
子どもの塾に行きたがらない理由が過密なスケジュールにある場合は、以下2つの選択肢がおすすめです。
- 授業数を減らす
- 近場の塾やオンラインの塾を利用する
部活をしている間は授業数を減らして、引退してから受験に向けて授業数を増やすと良いでしょう。
また塾への往復にかかる時間を短縮することで、子どもが自分の時間を確保できるようになります。
先生が嫌いだから
塾も学校も、先生には合う合わないといった相性があります。
特に塾の先生は教員免許を持っている方が少なく、大学生のアルバイトが担当しているケースもあるため、合わないこともあるようです。
「塾の先生が嫌いだから」という理由で塾に行きたがらない子どもがいます。
個別指導塾の場合、教室長に問い合わせをするだけで、簡単に先生を変えられます。一方集団塾の場合、先生を変えることは難しいです。
よってクラスか、塾を変えるしかありません。しかしクラスを変えるのは、授業についていけなくなったり、物足りなくなったりするのでおすすめしません。
もしこれから塾を探すのであれば、四谷学院のように先生が正社員である塾を選びましょう。
先生が怖いから
塾次第ではありますが、塾の先生は学校の先生よりも怖い場合が多いです。なかには、宿題を忘れた生徒に対して、思いっきり怒鳴るような先生もいます。
入塾して先生の怖さに「学校とは全然違う」と驚く子どももいるでしょう。
特に小規模の進学塾には、怖い先生の割合が多いように感じられます。一方大手の塾や予備校には、怖い先生は少ない印象です。
個別指導塾の場合は、先生の大半がアルバイトなので、そこまで本気で叱られることはありません。
先生に叱られたり、他の生徒が叱られているのを見たりして「怖いから塾に行きたくない」と子どもが言い出すかもしれません。
塾に通っているうちに慣れる場合が大半ですが、どうしても行ってくれない場合は、転塾も検討しましょう。
「オススメ予備校一覧ページ」にて、おすすめの塾・予備校を紹介しています。
塾の授業についていけないから
大半の塾では、学校よりも先の内容を学習しています。また、クラスは成績別に分けられています。
塾やクラスによっては、授業についていくことができず「行きたくない」と感じるかもしれません。
授業についていけない場合には、以下2つの選択肢があります。
- クラスを変える
- 塾を変える
授業についていけない旨を教室長に伝えれば、クラスの変更が可能です。
また塾を変える際は、自分のペースで勉強ができる個別指導塾を選択肢に入れてみてください。
難関大学への進学を希望しないのであれば、森塾のような受験よりも学校の成績に重きをおいている塾もおすすめです。
森塾について気になる方は、以下の記事をチェックしてみてください。
関連記事:森塾の口コミ・評判はひどい?受験向きじゃない、宗教っぽいとの噂を検証
塾をストレスに感じるから
ここまで紹介した内容も踏まえて以下のような理由から、塾をストレスに感じてしまう子どもがいます。
- 体力的にきつい
- 先生が怖い、先生からのプレッシャーが強い
- クラスメイトと合わない
- 授業についていけない / 簡単すぎる
本記事では塾に行きたくない場合の選択肢として、転塾やクラス変更をおすすめしてきました。
しかし実は、自宅で簡単なことを心がけるだけで、塾へのストレスを軽減できる可能性があります。
たとえば十分な睡眠時間を確保したり、好きなことを楽しんだり、体を動かす機会を作ったりしてみてください。
上記を実践するだけでも、ストレスは解消されるでしょう。
受験生のストレス解消法については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:【超単純】受験生のストレス解消法9選&グッズ5選!やばい、泣くって時に見て!
子どもに塾に行きたくないと言われた際の対処法
子どもに塾に行きたくないと言われた際の対処法は、以下の3つです。
- 子どもと話して塾に行きたくない原因を聞く
- 塾で頑張った後の未来像を共有する
- 塾を変える
それぞれ詳しく見てみましょう。
子どもと話して塾に行きたくない原因を聞く
子どもに「塾に行きたくない」と言われた際は、まずはその原因を聞きましょう。
本記事では、子どもが塾に行きたくない5つの理由と、対処法を紹介しました。原因が分かれば、どんな対処法が適しているのかが見えてきます。
たとえば学校や部活との両立がきついのであれば、塾の授業数を減らすことを考えられます。
学校や部活との両立がきついのに、同じくらいの授業数の塾に転塾して対処した気になっても、子どもの「塾に行きたくない」気持ちがなくなることはありません。
よってまずは子どもとじっくり話す時間を設けて、塾に行きたくない原因を聞き出しましょう。
原因が分からないのに闇雲に対処法を探すのは、時間と労力を無駄にするだけです。
「受験期における親子の実態調査2020(ODKソリューションズ調べ)」によると、受験生が親に最も望んでいるのは「自分の意見を尊重してくれること」です。
以上からも親が勝手に対処法を決めるのではなく、子どもとしっかり話すことが重要であると言えます。
上記調査については、以下記事の後半でも詳しくまとめています。
関連記事:大学受験は親もしんどい!親のストレス解消法や親ができることを紹介
塾で頑張った後の未来像を共有する
「親に言われたから」「友達に誘われたから」という理由で、なんとなく塾に通っている子どもは多いです。
目的がなかったり、頑張った後にどんな未来が待ち受けているのか分からなかったりすると、塾へのモチベーションが湧きません。
よって「なぜ塾に行くのか」「頑張った後どんな未来が待ち受けているのか」を子どもに共有しましょう。
この際「志望校に受かるため」のような言い方ではなく、できるだけ論理的に伝えるようにしてください。
出身大学による就職先や平均収入の違いについて固有名詞や数値を出して説明しても良いでしょう。また塾のサポート内容を1つずつ挙げて「これを独学でこなすのは非現実的」と伝えるのも良いかもしれません。
「いいからやりなさい」ではなく、子どもに納得してもらうことが大切です。
塾を変える
どうしても「塾に行きたくない」という気持ちを変えられないのであれば、転塾も選択肢の1つです。
一言で塾と言っても、その中身はそれぞれ大きく異なります。集団授業か個別授業か、進学塾か勉強が苦手な子向けの塾か、どんなカリキュラムなのかなど、さまざまな違いがあります。
たしかに転塾には費用が必要です。手間もかかります。しかし環境を大きく変えれば、子どもが楽しく塾に行ってくれるようになるかもしれません。
まずは子どもが塾に行きたくない原因を聞きましょう。そしてそれを今通っている塾の中で改善できないのであれば、転塾を視野に入れてみてください。
おすすめの塾・予備校については「オススメ予備校一覧ページ」で紹介しています。興味がある方はぜひチェックしてみてください。
子どもの「塾に行きたくない」を放っておいてはいけない
子どもが「塾に行きたくない」と言っているものの、それをそのまま放置してしまう保護者がいます。
たしかにそのまま放置をしていれば、子どもはいやいや塾に行ってくれるかもしれません。
しかしそんな状態で塾に通っても、勉強効率が落ちて費用や時間が無駄になるだけです。結果として、大学受験にも失敗するでしょう。
まだ塾に通っていない子どもが「塾には行きたくない」と言っている場合も同様です。
よって子どもの「塾に行きたくない」をそのまま放置しておくのは良くありません。本記事で紹介した対処法を実践して、子どもが塾に行きたくなるような環境を整えましょう。
「大学受験に失敗するとどんな人生が待ち受けているのか」については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:大学受験に失敗すると人生終了?引きずる?気になるその後を徹底解説
まとめ
子どもが塾に行きたくないと感じる5つの理由と、塾に行きたくないと言われた時の対処法を3つ解説しました。
まずは子どもとしっかり話をして塾に行きたくない原因を聞き出し、それに応じた対処法を実践することが大切です。
特に大学受験を控えているのであれば、塾には絶対に行くべきです。よほど独学が得意な子どもでなければ、塾なしで志望校合格を掴み取るのは難しいでしょう。
子どもの「塾に行きたくない」への対処法として転塾が気になっている方、まだ塾に入っていない方は「オススメ予備校一覧ページ」より、どの塾・予備校が合っているかを確認してみてください。
関連記事:大学受験で塾に行くべきかを決める3つの要素!注意点や行くと決めた後に取るべき行動も紹介